- HOME
- コラム
- 欧州インサイドReport
- テクノロジーでスポーツは激変...それでもメッシは…
テクノロジーでスポーツは激変...それでもメッシは、「主役はやはり人間」と証明した
「このゲームを見ている人でオフサイドだと思う人は世界中にいない」。カタールのキーパーが飛び出していたことや密集になっていたことが状況を非常に分かりにくくしていたが、VARはエクアドル選手の右足の膝から下がオフサイドラインより前に出ていたことを見逃さなかった。
VARで判定が覆ったケースに関して国際サッカー連盟(FIFA)の説明不足が指摘された。テレビ局やSNSを通じてVARの映像を即時に公開し、判定が維持された理由、覆った理由をそれぞれ分かりやすく伝えていく努力が今後さらに求められる。マシーンを絶対視することは逆にマシーンへの不信を募らせる。
AIで再現される3Dのゴールシーン
筆者がインターネットを通じて主宰していたメディア塾の参加者とドーハで再会した。腕利きのスポーツフォトグラファーに成長していた彼はスタジアムに配置された12台の追跡カメラのデータをもとに再現される3Dのゴールシーンについてこんな不安を漏らした。「サッカーのクライマックスはなんと言ってもゴールシーンです」と言う。
「プロのフォトグラファーとは言っても国際スポーツ大会ではメディアによって序列が決まっています。写真は場所取りがすべてと言って良いほどですから、いくら腕が良くても絶好の撮影場所をもらったフォトグラファーには勝てません。ゴール裏にリモートコントロールできるカメラを設置したとしてもフォトグラファーの目は2つか、3つです」
「3Dでゴールシーンを再現できるような12の目を持つシステムに勝てるわけがありません。将来、システムが自動的に撮影した無数の画像や映像からデスク(編集者)が一番良いのを選ぶ時代がもうそこまで来ていることを実感しました」と彼は話した。筆者は「世界の共通言語は英語ではなく、エモーション(感情)と教えてもらったことがある」と返した。
AIやビッグデータなど最先端テクノロジーにも弱点がある。いくら無数のデータを集めても、一つひとつのデータが持つコンテクスト(文脈、状況)まで正確に把握するのは難しい。将来、人間の不合理な感情まで理解するAIが現れるのかもしれないが、今のところ私たちは人間の感情にフォーカスする以外、マシーンに勝てるポイントはないだろう。
コンピューターに物体を視覚的に認識させるのは難しい
コンピューターに物体を視覚的に認識させることは簡単なように見えて実は難しい。たとえば鳥を認識させようとすれば、コンピューターに写真を入力し、あるピクセルのパターンが鳥だと教えればいい。しかし鳥は飛び回ったり、飛び跳ねたり、動いたりするためピクセルのパターンは写真を撮るたび変幻自在に変化する。そこにコンテクストが介在する。
トランプ米大統領に「ノーベル平和賞メダル」を贈ったベネズエラ野党指導者の「思惑」は外れた 2026.01.17
「AIは雇用の大量破壊兵器」...新卒レベルの仕事の半分が消失するという衝撃の予測 2026.01.15
「ならず者国家」への道なのか...トランプ、国連気候変動条約など66機関から一斉脱退 2026.01.08
70%の大学生が「孤独」、問題は高齢者より深刻...物価高とスマホ依存が奪う「つながり」 2025.12.19
-
事務職/未経験可/外資系不動産企業で中国語を活かせる/転勤なし
FM Investment Japan株式会社
- 東京都
- 月給20万円~25万円
- 正社員
-
「DDGC」グローバルアカウントプランナー「外資ラグジュアリーブランド担当/オンオフ統合領域」/2696
株式会社電通デジタル
- 東京都
- 年収400万円~1,000万円
- 正社員
-
「Accountingマネージャー」外資クライアントメイン/フレックス・在宅勤務有
BDO税理士法人
- 東京都
- 年収650万円~1,000万円
- 正社員
-
「DCプロジェクトリーダー」英語力必須 大手外資系案件 Ciscoグローバルゴールドパー
NTT Com DD株式会社
- 東京都
- 年収700万円~1,000万円
- 正社員






