軍事パレードの陰で進む金融危機──中国が直面する二つの試練
さあ、これで中国は憎い「小日本」を押し込め、アメリカとの対決に乗り出し、台湾を武力制覇する──と思ったら間違うだろう。まず、トルコのエルドアン大統領とインドのモディは、SCO首脳会議には出席したが、軍事パレードは欠席している。
多分、日本に配慮したのだろうが、ユーラシア中央部でこの両国と対立したら、中国の「覇権」は絵に描いた餅になる。日本も、国内政治がこの状況でも、大阪・関西万博で世界から首脳級を招き寄せ、8月には中国外交の足場の1つであるアフリカの30以上の国から首脳級の参加を得たアフリカ開発会議(TICAD)を開いている。
金融危機のマグマが煮え始めた
今回中国に接近した国々も、これから中国の支援を得てアメリカと対決しようとは思っていまい。ロシアも北朝鮮も、アメリカとの交渉で自分の立場を高めたいとは思っても、あえて対立したいとは思っていない。しかも現在、世界の論壇はトランプ米大統領が習近平と手を握ることを織り込みつつある。
自由と民主をめぐる米中両陣営の対決ではなく、トランプの没価値的な「取引」=ディールが当面の国際関係の大原則となるのだ。ディールの主なアイテムには、トランプがノーベル平和賞をもらうのを助けること、アメリカに投資をすることが入る。
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