日本でも世界でも、公共事業で整備された近代インフラは老朽化でもう限界
日本では建設分野の人手も足りない。コンクリートの材料である砂も、これから逼迫してくる。近代の巨大なインフラは、それを生んだ近代経済の不調とともに去っていく運命なのか。取りあえず、地下や海中・海底など、見えない所にあるインフラの状態を常に把握するセンサーや検査・修理ロボット、ドローンの配備が必要だ。
ところで、八潮市で行方不明のトラック運転手は74歳。これも当年77歳の筆者には切ないものがある。人口老齢化もインフラの老朽化同様、限界を迎えている。
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