ボーイングCEO、パリ航空ショーへの出席取りやめ 印旅客機墜落事故で

エア・インディアの旅客機ボーイング787が墜落した事故を受け、米航空機大手ボーイングのケリー・オルトバーグ最高経営責任者(CEO)は16―20日のパリ航空ショーへの参加を取りやめた。写真はオルトバーグCEO。ワシントンで4月撮影。(2025年 ロイター/Ken Cedeno/File Photo)
[12日 ロイター] - エア・インディアの旅客機ボーイング787が墜落した事故を受け、米航空機大手ボーイングのケリー・オルトバーグ最高経営責任者(CEO)は16―20日のパリ航空ショーへの参加を取りやめた。また、事故機のエンジンを製造した米GEエアロスペースは、ショーに合わせて17日に予定していた投資家向けイベントを延期した。
オルトバーグ氏は12日夜に従業員に宛てたメッセージで、自身と商業機部門トップのステファニー・ポープ氏がパリ航空ショーへの出席を取りやめることで「チームと一緒に過ごし、顧客と調査に集中できる」と伝えた。
一方、GEエアロスペースは12日、投資家向け説明会を中止し、インドにチームを派遣して墜落した航空機のデータを分析すると述べた。
当局によると、事故機はインド西部の都市アーメダバードを12日に離陸した直後に墜落し、240人以上が死亡した。