
ベトナムと日本人
ベトナムで出店飽和のタピオカミルクティー。代わりに人気のチャーチャインとは!?

2019年からベトナム・ハノイでタピオカミルクティーの出店ラッシュは終わり、チャーチャイン(Trà chanh)というハノイ発祥の甘いライムティーを出すチェーン店の人気が出始めました。
ベトナムのタピオカミルクティーブームはすでに終了?
撮影:ヨシヒロミウラ
↑ベトナムでタピオカミルクティーはMサイズで約270円ぐらい 撮影:ヨシヒロミウラ
2018年頃から日本で3度目のブームが来たタピオカミルクティーブーム。一回目は1990年代初期、2回目は2000年代半ば頃でした。
いままで日本のタピオカブームは長続きしませんでしたが、今回はどうなるのでしょう?
新型コロナの影響で日本のタピオカドリンク店も軒並み客足が遠ざかっているようですが。。。
しかしベトナムのタピオカミルクティー店も新型コロナの影響で客足が遠のいているのは同じです。
でもベトナムのタピオカミルクティー店は、新型コロナウイルスの感染拡大が起こる前の2019年の時点で、すでにブームの頂点は終わっていました。
筆者が初めてベトナムに来た2017年はすでに多くの台湾系のタピオカドリンク店がベトナムに出店していましたが、出店ラッシュ状態で大ブームの真っ最中。
当時私が日本語を教えていた高校の生徒たちは昼休みにテイクアウトして教室で飲んだり、放課後はクラスの友達と一緒にタピオカミルクティーを飲みに行って、その画像をInstagramやFacebookに投稿していて、
タピオカミルクティーは社会現象になり、多くの若者・学生が夢中でした。撮影:ヨシヒロミウラ
それが2019年に入るとブームは徐々に静かになり、学生達がタピオカミルクティーを飲みに行く回数も減っていきました。
そこに来て2020年1月に起こった新型コロナウイルスの感染拡大。
ベトナムの新型コロナの抑え込みが成功し、4月19日には社会隔離の緩和が宣言され外食店の開店許可が出されタピオカミルクティー店も営業を再開しましたが、(店舗の立地にもよりますが)概して客足が戻らない様子。
ただ、コロナ禍でデリバリーの売り上げは伸びているようですが。。。。
そんな状況下の2019年に、新しいビバレッジ店のチェーン店業態としてチャーチャインという甘いライムティーを出す店の人気が出始めました。
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