最新記事
ビジネス

iPhone 17は「すぐ傷つく」...世界中で相次ぐ苦情、Appleはなぜ「未来の素材」の使用をやめたのか?

Apple’s New iPhones Are Prone to Scratching. Are Trump’s Tariffs to Blame?

2025年9月25日(木)18時53分
ヘスス・メサ
iPhone 17 コズミックオレンジ

M. Sadoon-shutterstock

<開封から数時間で傷だらけになったiPhoneの写真がSNSに大量に投稿され、ネットは騒然──アップルがアルミニウム素材に舵を切った本当の理由は>

「iPhone 17」シリーズがアップルストアに並んでから1日も経たないうちに、苦情が相次いでいる。

【動画】【画像】背面がすぐに傷だらけに...iPhone 17の「スクラッチゲート」を示す証拠

上海からニューヨークまで、発売日に店頭に並んだ展示機、特にディープブルーの「Pro」モデルやブラックの「Air」モデルが、開封から数時間で早くも傷だらけになっていることに、購入者たちは驚いた。

この問題はSNS上で「スクラッチゲート(Scratchgate)」と呼ばれ、瞬く間に広まった。ユーザーたちは傷ついたデバイスの写真を投稿し、Appleが1年前に「未来の素材」として採用したチタニウムを早々に見限り、より柔らかいアルミニウム素材に戻したことを強く批判した。

素材変更の背景をめぐっては、すぐにさまざまな憶測が飛び交った。一部ではトランプ米大統領による対中関税の影響を指摘する声が上がる一方、Appleがコストを優先し、耐久性を犠牲にしたのではないかとの見方もあった。

この件について米CNBCの取材を受けたAppleのティム・クックCEOは、「価格に関しては関税の影響はまったくない」と明言している。

クックは「スクラッチゲート」について直接言及していないが、本誌の取材に応じたアナリストたちは、ハイエンドモデルにおけるチタンからアルミニウムへの素材変更の理由は、関税だけではないと指摘している。

まちづくり
川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に──「世界に類を見ない」アリーナシティプロジェクトの魅力
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米2月輸入物価、1.3%上昇 約4年ぶりの高い伸び

ワールド

トランプ氏、AI諮問委にメタやエヌビディアCEOら

ビジネス

米経常赤字、25年第4四半期1907億ドルに縮小 

ビジネス

一時的インフレ上振れでも緩やかな引き締め必要な可能
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆保険」を達成した中国の医療保険の実態とは
  • 2
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」モナコ舞踏会に見る富と慈善
  • 3
    【クイズ】2年連続で「世界幸福度ランキング」で最下位になった国はどこ?
  • 4
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」…
  • 5
    意外と「プリンス枠」が空いていて...山崎育三郎が「…
  • 6
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店…
  • 7
    「有事の金」が下がる逆説 イラン戦争で市場に何が…
  • 8
    スペイン王室、王妃と王女の装いに見る「母から娘」…
  • 9
    まずサイバー軍が防空網をたたく
  • 10
    「買ったら高いじゃん?」アカデミー賞会場のゴミ箱…
  • 1
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 2
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え時の装いが話題――「ファッション外交」に注目
  • 3
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 5
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 6
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 7
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 8
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ…
  • 9
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 10
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中