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中国経済

中国経済をむしばむ「内巻」現象とは?

2025年9月16日(火)13時20分

この概念は現在、中国が不動産主導型成長から、世界の製造業の3分の1を占める産業複合体に軸足を移したこととも結びついている。この転換は資源投入を増加させる一方で収益が伴っていない。底辺への競争だ。

なぜ競争は悪いことなのか

中国の交流サイト(SNS)で、よく繰り返されるジョークがある。「他国では政府が反競争的行為を防ぐために介入するが、ここ(中国)では競争を抑制するために介入する」


 

問題は、競争のレベルが限界に達し、収益が減少するだけでなく経済の安定を脅かしている点にある。中国政府はデフレ圧力の高まりに対応し、過剰生産能力、過度な競争、過酷な価格競争への対策を決断せざるを得なくなっている。

エコノミストによれば、価格のさらなる下落圧力を招きかねない消費行動の変化が起きており、デフレ定着の懸念が高まっている。これは中国の政策当局者にとって新たな頭痛の種だ。

デフレ対策は複雑な闘いであり、雇用と成長にリスクをもたらす。折しも米中間の貿易摩擦が製造業の利益を圧迫している。

北京は雇用を社会安定の鍵と見なしている。輸出企業、ひいては国有企業でさえ既に人員削減や賃金カットを進めており、若年層の失業率は17.8%に達する。

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