米国株式市場＝横ばい、ＡＩ・貴金属関連が高い

ニューヨーク証券取引所のフロアで働くトレーダーたち。２０１６年４月撮影（２０２５年　ロイター/Brendan McDermid）

［ニューヨーク　２６日　ロイター］ - 米国株式市場はクリスマス後で取引量が少ない中、ほぼ横ばいで取引を終えた。主要３株価指数は週次では上昇を記録した。

カーソン・グループのチーフ市場ストラテジスト、ライアン・デトリック氏は「５日間の非常に力強い上昇が続いたため、今日は祝日明けで一息ついている。サンタクロース・ラリー期間はまだ２日目なので、まだ時間はある。今後はもう少し上昇傾向が続くと見ている」と述べた。

市場参加者は、年の最後の５営業日と新年の最初の２営業日は株価が上昇するとされる「サンタクロース・ラリー」現象を注視している。

今年は残り３営業日となる中、ハイテク株中心のナスダックを筆頭とする主要３指数は、いずれも２桁の上昇率を記録する見込みだ。

個別銘柄では、半導体大手のエヌビディアが上昇。人工知能（ＡＩ）用半導体開発会社グロックと「非独占的」なライセンス契約を結んだ。

米ディスカウントストアチェーン大手ターゲットも上昇。英紙フィナンシャル・タイムズ（ＦＴ）が、同社に多額の投資を行っているヘッジファンド、トムズ・キャピタル・インベストメント・マネジメントによるアクティビズム（物言う株主の権利）に直面していると報じた。ファースト・マジェスティック、米鉱業大手クール・マイニング、エンデバー・シルバーなど米国に上場する貴金属鉱山株も上昇。銀や金の価格が史上最高値を更新したことを受けた。[GOL/]

終値 前日比 ％ 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株３０種 48710.97 -20.19 -0.04 48712.4 48782.0 48589.0

7 0 7

前営業日終値 48731.16

ナスダック総合 23593.10 -20.21 -0.09 23645.9 23665.1 23567.8

1 5 6

前営業日終値 23613.31

Ｓ＆Ｐ総合５００種 6929.94 -2.11 -0.03 6936.02 6945.77 6921.60

前営業日終値 6932.05

ダウ輸送株２０種 17647.24 -22.18 -0.13

ダウ公共株１５種 1069.91 -1.59 -0.15

フィラデルフィア半導体 7207.64 +3.27 +0.05

ＶＩＸ指数 13.62 +0.15 +1.11

Ｓ＆Ｐ一般消費財 1968.95 -8.78 -0.44

Ｓ＆Ｐ素材 584.98 +3.43 +0.59

Ｓ＆Ｐ工業 1331.31 -2.70 -0.20

Ｓ＆Ｐ主要消費財 870.56 -0.53 -0.06

Ｓ＆Ｐ金融 925.77 -2.01 -0.22

Ｓ＆Ｐ不動産 256.59 +0.34 +0.13

Ｓ＆Ｐエネルギー 679.34 -1.91 -0.28

Ｓ＆Ｐヘルスケア 1820.30 +2.41 +0.13

Ｓ＆Ｐ通信サービス 453.50 -0.97 -0.21

Ｓ＆Ｐ情報技術 5773.51 +12.03 +0.21

Ｓ＆Ｐ公益事業 434.96 -0.54 -0.12

ＮＹＳＥ出来高 7.03億株

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 50810 + 90 大阪比

シカゴ日経先物3月限 円建て 50695 - 25 大阪比