トランプ、対中国の盾と頼るあの超大国に侮辱的なペナルティー関税、同盟関係にもヒビ
Rising Defense Partner Reacts After Trump Threat
「インドを批判している諸国が、実は自らもロシアとの貿易を続けていることは注目に値する。我々の場合と違い、国家として不可欠な貿易ですらない場合もある」と外務省報道官は述べた。
「当のアメリカも、ウラン濃縮用の六フッ化ウラン、電気自動車用のパラジウム、さらに肥料や化学製品などをいまもロシアから輸入している」
またインド政府は、2022年のロシアによるウクライナ侵攻後、世界のエネルギー市場を安定させる目的で、アメリカからロシア産原油の購入を奨励されたとも主張した。
EUのロシアとの貿易額は、インドよりはるかに大きいとも指摘。西側諸国の制裁にも関わらず、ロシアはエネルギー輸出で何十億ドルの収益を上げ続けているという。
「欧州とロシアの貿易は、エネルギーだけでなく、肥料、鉱物製品、化学品、鉄鋼、機械、輸送機器など多岐にわたる」
「インドが標的とされるのは不当かつ理不尽だ。主要経済国として、インドは国家の利益と経済安全保障を守るため、必要な措置をすべて講じていく」
アメリカとの貿易協定がない中で、インドは中国を含む他国との貿易交渉に積極的に取り組んでいる。
トランプは自身のSNSトゥルース・ソーシャルでインドを口を極めて非難した。