飛行機のトイレに入った女性に、乗客みんなが「一斉に注目した」理由...彼女が持ち込んだものとは?
Woman Uses Plane Bathroom—Then Realizes Everyone Saw What She Took With Her
心が落ち着く編み物は機内での理想的な過ごし方
この動画の冒頭では、編み物をする友人と彼女が編んでいたクリーム色の作品の写真が紹介されている。この場面には「友人が自分でも気づかずに編み物を持って機内のトイレに行った時」というキャプションが添えられている。
世界の編み物愛好家3500人超を対象に実施され、英専門誌「ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・オキュペーショナル・セラピー(英作業療法ジャーナル)」に掲載された研究報告によれば、編み物をする人々にとって編み物は単に衣服を増やすためだけの趣味ではなく、心理的・社会的に大きな効果もあるという。
研究では編み物と「心の平穏」や「幸福感」の間に重要な関係があることが分かった。つまり機内で行うものとして、完璧な趣味と言えるのだ。また編み物をする頻度が高い人ほど認知機能が高いことも報告された。グループで編み物をすれば幸福感が大幅に向上し、社会的なつながりやコミュニケーションの改善にもつながるという。
一方で、そもそも機内にどうやって編み物の針を持ち込んだのかという疑問の声もあったが、米運輸保安局(TSA)のガイドラインによれば、編み針は機内持ち込みの手荷物にも預け入れ荷物にも入れていいものと分類されている。
編み針は金属製、プラスチック製や竹製のどれでも持ち込みが可能だが、TSAは先の尖ったものを預け入れ荷物に入れる場合には、荷物を扱うスタッフや検査官の怪我を防ぐためにカバーをつけるか何かでしっかり包んでおくよう勧告している。
ただしこれはあくまで公式なガイドラインであり、最終的に持ち込みが許可されるかどうかは検査場にいるTSA職員の判断に委ねられている。

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