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脱炭素

地域の実情に応じた脱炭素をアジアに...日本が提唱する「トリプルブレークスルー」とは何か

2025年6月23日(月)16時00分
※JBIC Todayより転載

■AZEC主要4カ国の電源構成

AZEC主要4カ国の電源構成

東南アジア各国では依然として石炭がエネルギー供給の主力を占めており、天然ガスへの移行や再生可能エネルギーの導入状況には差がある。各国の実情に応じた現実的なアプローチが求められる/出所:経済産業省資源エネルギー庁資料(2024年5月)


アクションプランの実現に、JBICの包括的支援ツールを駆使

これまで、地域の実情に即した取り組みを実施してきたJBIC。その成果について、関根も自信を見せる。

「AZECでは昨年、今後10年のアクションプランを発表しました。ルール形成の推進や個別プロジェクトの組成を柱とするプランですが、その実現には当然、投資が必要です。今後10年間、プロジェクトを継続的に創出し、支援していくことがJBICの使命でもあります」

AZECは脱炭素にフォーカスしているが、JBICは脱炭素を含む総合的なソリューションを提供する構えだ。まず、地域特性や歴史的背景を踏まえ、課題を的確に把握。その上で、環境・社会への影響を精査し、丁寧なコミュニケーションを通じてソリューションを提示する。

ここでのソリューションとは、技術、ノウハウ、プロジェクトデザイン、インセンティブ設計まで含めた包括的な支援ツールのことだ。場合によっては、補助金などの公的資金と民間資金を組み合わせるブレンデッド・ファイナンスの手法を活用し、資金供給を行うこともある。実行フェーズでは、こうしたツールをフル活用し、サイクルを回しながら案件化を進めていく。

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