北朝鮮で新型駆逐艦が横転...造船所関係者を拘束、駆逐艦は現在修理中

5月26日、北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は、先週開かれた進水式で横倒し事故が発生した新型駆逐艦について、修理が行われていると伝えた。写真は清津市内で発生した事故後、ブルーシートに覆われた駆逐艦の衛星画像。23日撮影。米衛星画像会社マクサー・テクノロジーズ提供(2025年 ロイター)
北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は26日、先週開かれた進水式で横倒し事故が発生した新型駆逐艦について、修理が行われていると伝えた。
この事故は、金正恩朝鮮労働党総書記が出席して21日に東部・清津で行われた式典で発生。金総書記は激怒し、国の尊厳を傷つけたとして責任者を罰する考えを示していた。国営メディアによると、当局がその後、造船所関係者を拘束したという。
KCNAは「軍艦のバランスを完全に回復させるための作業は、スケジュールに沿って精力的に行われている」と報じた。


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