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BAT新型加熱式たばこ「glo Hilo」シリーズ全国展開へ...落合陽一氏と仕掛ける体験空間が表参道に誕生

2025年8月29日(金)17時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
「glo Hilo 落合陽一ポップアップストア表参道」の展示空間。「glo Hilo」の世界観を五感で体験できる BATジャパン

「glo Hilo 落合陽一ポップアップストア表参道」の展示空間。「glo Hilo」の世界観を五感で体験できる BATジャパン

<BATジャパンは、新型加熱式たばこデバイスの全国展開を前に、体験型ポップアップストアを表参道にオープン。最新技術とデザインを融合させた「glo Hilo(グロー・ヒーロ)シリーズ」の世界観を五感で体験できる>

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BATジャパン)は8月22日、最新デバイス「glo Hilo(グロー・ヒーロ)」「glo Hilo Plus(グロー・ヒーロ・プラス)」と専用たばこスティック「virto(ヴァルト)」の全国発売に先立ち、都内で記者説明会を開催した。本説明会の会場となったのは、翌23日から一般公開が始まった体験型ポップアップストア「glo Hilo 落合陽一ポップアップストア表参道」だ。

ポップアップでは、メディアアーティスト/筑波大学准教授の落合陽一氏をはじめとするクリエイター陣が手がけた空間および音響演出を通じて、「glo Hilo」シリーズの世界観を五感で体験できる没入型イベントを展開。もちろん試喫と購入がその場で可能となっており、訪れたユーザーがその革新性を直に体験できる。

BATジャパン副社長 兼 マーケティング担当執行役員のアルパー・ユース氏は、「この地(表参道)にポップアップストアをオープンできたことを、私たちは非常にうれしく思っています」と語った。

また、同社社長のエマ・ディーン氏は、これまでgloが市場において「手に取りやすさ」を重視してきた点に触れ、「『glo』は、成人喫煙者が新たな選択肢へ移行する機会を広げる『Democratize』の役割を果たしています」と述べた。その上で、「そして今では、それに加えて、体験をより洗練されたものへと高める『Elevate』の機会があると捉えています」と語り、ブランドの提供価値に新たなステージを加える意向を示した。

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BATジャパンのエマ・ディーン氏(左)とアルパー・ユース氏(右) BATジャパン

この記者説明会では、gloブランドの新戦略における製品展開の核として、「glo Hilo」および「glo Hilo Plus」が紹介された。

中でも注目されるのが、両デバイスに搭載された先進加熱技術「Turbostartテクノロジー」だ。赤外線と熱伝導性に優れたクオーツを併用することで、スティック全体を効率的に二重加熱し、最速クラスの加熱時間を実現。わずかな待ち時間で、濃密かつ満足度の高い一服目へと導いてくれる。

さらに「EasyViewスクリーン」によって、バッテリー残量やセッション時間を視認できるほか、専用アプリ「myglo」との連携で、ディスプレイ色のカスタマイズや位置情報機能「find my glo」も利用可能。「glo Hilo Plus」は「EasySwitchペン」を搭載し、ペン型としても、充電ケースとの一体型でも楽しめる。

価格は「glo Hilo」が税込3980円で、「glo Hilo Plus」は税込6980円。カラーバリエーションはルビー、オニキス、サファイア、アンバーの4色が用意される。

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新デバイス「glo Hilo Plus」のカラーバリエーション BATジャパン

あわせて、新たに投入された専用スティック「virto」は、「StickSeal構造」によって葉こぼれを防ぎつつ熱効率を向上。吸い心地と衛生性の両立を図っている。全8種のフレーバーラインアップで、税込580円(20本入り)と手に取りやすい価格帯を維持する。

今回の「glo Hilo」シリーズは、従来の「glo」製品が築いてきた「コストパフォーマンスの高さ」という強みを維持しつつ、さらなるテクノロジー革新とプレミアムな使用体験の提供を両立しようとするBATの戦略を体現している。

記者説明会を通じて明らかになったのは、製品スペックだけではない。体験を重視し、ユーザーとのリアルな接点を持つことへのこだわりが、今後のブランド拡大に向けた強いメッセージとして伝わってきた。

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