最新記事
ビジネス

「5秒で370度」を実現...BAT新型加熱式たばこ「glo Hilo」の革新性とは

2025年6月26日(木)17時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ最高経営責任者のタデウ・マロッコ氏 BATジャパン

英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ最高経営責任者のタデウ・マロッコ氏 BATジャパン

<BATジャパンが戦略説明会を開催し、進化を遂げた新製品「glo Hilo」を軸にした今後の方向性を明らかにした。技術革新と多様な価格帯の展開を両立し、日本市場でのさらなる拡大を図る>

6月23日、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BATジャパン)は都内で戦略説明会を開催し、日本市場における今後の展望を発表した。英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)の最高経営責任者であるタデウ・マロッコ氏が登壇し、日本を「戦略的に最も重要な加熱式たばこ市場の一つ」と位置づけながら、今後の製品展開に関する方針を明らかにした。

マロッコ氏が示した戦略的フォーカスは、今後の成長を見据えた三つの柱に集約される。第一に、テクノロジーの進化を軸とした堅実なイノベーションの推進。第二に、手に取りやすい価格帯における市場でのリーダーシップ維持。そして第三に、ブランド価値を高めるプレミアムセグメントへの本格的な挑戦である。

こうした戦略の象徴として発表されたのが、加熱式たばこブランド「glo(グロー)」の新型デバイス「glo Hilo(グロー・ヒーロ)」だ。

「glo Hilo」は、BATジャパンが2016年に仙台で初めてgloを発売してから9年を経て登場した進化モデル。今月9日に「故郷」宮城県で先行発売され、9月1日から全国展開が予定されている。

その最大の特徴は、赤外線とクオーツヒーターを組み合わせた二重加熱技術「TurboStartテクノロジー」により、スティックをわずか5秒で約370度まで加熱できる点にある。またデバイス側面には「EasyViewスクリーン」を搭載し、バッテリー残量やセッション時間がひと目で確認できるほか、公式アプリ「myglo」と連携することで、セッションの長さやディスプレイをカスタマイズできる。「find my glo」機能を使えば、デバイスの位置情報も確認可能だ。

カラーバリエーションはルビー、オニキス、サファイア、アンバーの4色展開。価格は税込3980円と、プレミアムモデルながら手に取りやすい設定となっている。

あわせて、新たに専用スティック「virto(ヴァルト)」も展開される。「StickSealテクノロジー」により葉こぼれを防ぎつつ、熱効率を高めた設計で、吸い心地と衛生面を両立する。フレーバーはレギュラーからフレーバーメンソールまで8種をラインアップし、幅広い嗜好に応える。価格は20本入りで税込580円。

newsweekjp20250625115323.jpg

新型デバイス「glo Hilo(グロー・ヒーロ)」と専用スティック「virto(ヴァルト)」のラインナップ。中央には「glo Hilo Plus(グロー・ヒーロ・プラス)」も BATジャパン

BATはこれまで、コストパフォーマンスに優れた製品群で日本市場における確固たる地位を築いてきた。今回の「glo Hilo」では、そこにプレミアム志向の価値を掛け合わせ、より洗練された喫煙体験を求める層へのアプローチを強化する。

今後は「glo Hilo Plus(グロー・ヒーロ・プラス)」の全国展開も9月1日から予定されており、BATジャパンは多様な製品ラインを通じて、さらなる市場拡大を目指す。

ニューズウィーク日本版 総力特集:ベネズエラ攻撃
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年1月20号(1月14日発売)は「総力特集:ベネズエラ攻撃」特集。深夜の精密攻撃で反撃を無力化しマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ大統領の本当の狙いは?

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら



事件
ニューズウィーク日本版メンバーシップ登録
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ミネソタ州に兵士1500人派遣も、国防総省が準備命

ワールド

EUとメルコスルがFTAに署名、25年間にわたる交

ワールド

トランプ氏、各国に10億ドル拠出要求 新国際機関構

ワールド

米政権、ベネズエラ内相と接触 マドゥロ氏拘束前から
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
2026年1月20日号(1/14発売)

深夜の精密攻撃でマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ米大統領の本当の狙いは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰に地政学リスク、その圧倒的な強みとは?
  • 2
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で国境問題が再燃
  • 3
    DNAが「全て」ではなかった...親の「後天的な特徴」も子に受け継がれ、体質や発症リスクに影響 群馬大グループが発表
  • 4
    シャーロット英王女、「カリスマ的な貫禄」を見せつ…
  • 5
    AIがついに人類に「牙をむいた」...中国系組織の「サ…
  • 6
    「リラックス」は体を壊す...ケガを防ぐ「しなやかな…
  • 7
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 8
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世…
  • 9
    中国ネトウヨが「盗賊」と呼んだ大英博物館に感謝し…
  • 10
    【総選挙予測:自民は圧勝せず】立憲・公明連合は投…
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 3
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試掘の重要性 日本発の希少資源採取技術は他にも
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 6
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 7
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 8
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 9
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 10
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手が…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中