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ひとりでさまよっていた老犬...盲目で耳も聞こえず、明かされた「あまりに悲しい真実」とは

Blind and Deaf Senior Dog Found on Street, Microchip Reveals Shocking Truth

2025年4月10日(木)21時00分
ジャック・ベレスフォード

その後、クララはAPRで緊急の子宮摘出手術を受けた。

「クララは貧血で感染症とも闘っていたため、手術は非常にリスクが高かった」とスタージック氏は話す。

「でも、彼女の生きたいという強い意志と、APRの獣医チームの献身があったから、手術を無事に乗り越えることができました」

クララは現在、抗生物質の投与、サプリメント、点眼薬、腎臓の健康をサポートする特別食(Wynwood Dog Foodからの寄付)によって回復に向かっている。すでに歩行も再開し、少しずつ元気を取り戻しているという。

「クララは本当に前向きな子で、いまでは『注目して!』と吠えたり、お腹を見せて撫でてほしがったり、人の腕の中でくつろいだりもします。まだ体は回復途中ですが、人間を信じ、愛する力にあふれた犬です」

今後も定期的な点眼と動物病院でのケアは必要だが、スタージック氏は「クララには、まだたくさんの『幸せな時間』が残っている」と信じている。

「静かな環境で、クララのケアに集中できる家庭が理想です。ほかの犬や猫とも仲良くできます。なによりも、これまでのつらい日々を忘れさせてくれるような、『お姫さま扱い』してくれる家庭が見つかることを願っています」

クララの里親や新しい家族に興味のある方は、APRに連絡を取ってほしいとのこと。

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