最新記事
不倫

「職場不倫」の甘い罠にはまりやすい職業は? 3800人を対象にした最新調査で判明

Workplace Cheating

2023年12月28日(木)19時00分
スザンヌ・ブレーク
パートナーの目の届かない職場は浮気に走るにはもってこいかも 1001NIGHTS/ISTOCK

パートナーの目の届かない職場は浮気に走るにはもってこいかも 1001NIGHTS/ISTOCK

<結婚生活での欲求不満から職場で「よそ見」、残業や出張で仕事上のパートナーと深い仲に>

最も浮気しやすい職業の1つは教師や医療関係者──。オンラインカジノのラントカジノがそんな調査結果を発表した。イギリスで3800人を対象にした調査データを分析した結果、浮気の約85%が職場で始まっており、従業員の5人に1人が同僚との浮気を告白した。

職場での浮気が最も多い分野は販売で、全体の14.5%が浮気を告白している。2位は意外にも教師の13.7%、3位は医療関係の12.5%。以下、輸送・物流、接客・イベント運営、エンジニアリング・製造、不動産・建設、会計、銀行・金融、IT、軍隊の順だった。

一方、最もパートナーに忠実な職業は研究・製薬で、浮気を告白したのはわずか0.1%。以下、経営・コンサルティング、警察・警備、クリエーティブアート・デザイン、メディア・インターネットと続いた。弁護士も浮気の少ない職種の1つで、わずか0.5%だった。

世界最大級の不動産フランチャイズチェーン、コールドウエルバンカーの不動産業者ジェシカ・フェルナンデスはこの状況を身をもって味わった。5年連れ添った夫に裏切られたのだ。

夫が23歳の女性アシスタントと浮気していることにフェルナンデスが気付いたのは今年10月。夫は勤務先の自動車部品販売会社で相手の女性と知り合った。

夫の浮気にフェルナンデスはうすうす感づいていた。

「おかしいとは思っていた。夫の弁当を用意すると彼女の分も用意してくれと言われた。彼女が手作りの料理を持ってきたからと言って弁当を食べずに持ち帰ることもあった」

夫と女性アシスタントは急接近し、頻繁に2人で一緒に仕事をするようになった。

夫の勤務先が従業員の家族を招いて開催した野球大会を見に行ったフェルナンデスは、すぐに変だと気付いた。「相手の女性に自己紹介したら、彼女は途端に元気がなくなった感じで、私のそばにいるだけでものすごく気まずそうだった」

長い時間を共にする人と

それから2週間ほどしてフェルナンデスが夫の携帯電話をチェックすると、そこには彼女からの恋人気取りのメールが。それで何が起きたのかはっきり分かったとフェルナンデスは言う。

「すぐに夫を問い詰めた。もちろん彼は片っ端から否定したけど」

夫も相手の女性も認めなかったが、フェルナンデスはその後も引き続き夫のメールをチェック。どの程度の頻度で恋愛感情や情事について触れているかを監視した。

SDGs
2100年には「寿司」がなくなる?...斎藤佑樹×佐座槙苗と学ぶ「サステナビリティ」 スポーツ界にも危機が迫る!?
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

パキスタン首都で自爆攻撃、12人死亡 裁判所前

ビジネス

独ZEW景気期待指数、11月は予想外に低下 現況は

ビジネス

グリーン英中銀委員、賃金減速を歓迎 来年の賃金交渉

ビジネス

中国の対欧輸出増、米関税より内需低迷が主因 ECB
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一撃」は、キケの一言から生まれた
  • 2
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評家たちのレビューは「一方に傾いている」
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    コロンビアに出現した「謎の球体」はUFOか? 地球外…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    ギザのピラミッドにあると言われていた「失われた入…
  • 7
    インスタントラーメンが脳に悪影響? 米研究が示す「…
  • 8
    中年男性と若い女性が「スタバの限定カップ」を取り…
  • 9
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 10
    レイ・ダリオが語る「米国経済の危険な構造」:生産…
  • 1
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 2
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 3
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 6
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 7
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 8
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 9
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 10
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中