やはり「グリーン」になれない中国...経済低迷を補うため「石炭発電への投資を奨励」と研究報告書
Not So Green at Home
中国の環境政策はパンダ・ドラゴン
しかし、CREAは「中央政府は、経済の他の分野の低迷を補う措置の一環として、ほぼ前提条件なしに石炭発電への投資を奨励しているとみられる」と結論付けた。
新型コロナウイルスのパンデミックが発生した20年初め、政府は経済活動を下支えするため、石炭火力発電の承認を初めて緩和した。
中国は石炭発電以外にも投資している。CREAの報告書によれば、今年、太陽光発電は150%、風力発電は80%増加している。「中国は7月末に原子力発電所6基も承認した。それでも何百基もの新たな石炭発電設備が、中国の気候変動対策を複雑で高コストにしている」
豪グリフィス・アジア研究所のクリストフ・ネドピル・ワン所長は、「中国は20年以降、例外を除き国外では石炭発電を行っていない。だが、国内の状況は異なり、石炭への依存は増えている」と言う。中国は、再生可能エネルギーも同時に拡大しており、こうした環境への取り組みを彼は「パンダ・ドラゴン」と呼ぶ。「一長一短がある。中国は環境に対して優しいパンダなのか、それとも毒を吐き自然現象を操るドラゴンなのか。その両方のようだ」
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