大阪府、23日のコロナ感染1,162人 緊急事態宣言でイベントは無観客開催を要請

大阪府は23日、新たに1,162人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。グラフは昨年10月以降の新規陽性者数の推移
大阪府は23日、新たに1,162人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。
先週火曜日13日以降、19日をのぞいて1000人超えが続いており、4月に入ってからの新規感染者の合計は20,964人と2万人を突破した。
また、大阪府は新型コロナウイルスに感染して亡くなった人が新たに15人確認されたと発表した。
大阪府では5日から「まん延防止等重点措置」の適用を受けているが、感染拡大に歯止めがかからず、7日には224ある重症病床床の運用率が70%を突破。12日からは90%を超えてぎりぎりの状態が続いている。
緊急事態宣言を受け、イベントは無観客開催を要請
大阪府は、政府による緊急事態宣言の発出決定を受けて、23日夜、新型コロナウイルスの対策本部会議を開催し、宣言に伴う対応を決定した。
具体的な内容としては
・酒類やカラオケ設備を提供する飲食店に休業要請
・種類などを提供しない飲食店には夜8時までの時短営業を要請
・1000平方メートル以上の商業施設には休業要請
・イベントは、開催規模や場所を問わず無観客開催を要請
・企業に対して原則午後8時以降の就業抑制を要請
・街灯などをのぞく夜間の屋外照明の消灯を要請
・公共交通機関に対して週末や祝日の減便、終電時刻の繰り上げを要請
また、府民に対しては不要不急の外出の自粛や、路上や公園などで集団で飲酒しないことを呼びていくという。