最新記事
爬虫類

「まさかの場所」で発見...LA中心部で「ニシキヘビが這い回っている」との通報 その大きさと捕獲シーンが話題に

Sixteen-Foot Python Discovered in Los Angeles Dumpster—'Pure Muscle'

2025年8月12日(火)17時35分
イザベル・バンブルーゲン
ニシキヘビ

(写真はイメージです) Kurit afshen-Shutterstock

<爬虫類の専門家が「間違いなく誰かが飼っていた」と言い切る理由とは──>

ロサンゼルス中心部の集合住宅のゴミ捨て場で先週、捨てられたとみられる全長約5メートルのニシキヘビが見つかり、爬虫類専門家のジョセフ・ハートが場を収めた。

【動画】全長約5メートル...ゴミ捨て場を「這いずり回る」巨大ニシキヘビと、その「捕獲シーン」

24歳のハートは「爬虫類ハンター」として知られ、8月5日夜に「住宅のゴミ捨て場でヘビが這い回っている」との通報を受け、体重約30キロのメスの個体を捕獲した。

本誌はこの件について、ハートにコメントを求めている。

サンディエゴ動物園によると、ニシキヘビは世界最大級のヘビで体長は7〜10メートル、体重は最大113キロにも達する。種によって生息環境は異なるが、多くは木の上に身を隠し、尾を枝に巻きつけて体を支えることができる。

カリフォルニア州では特定の種をペットとして飼育することは合法とされているが、制限や規制はある。例えば、ボールニシキヘビなどはペットとして飼育されているが、ビルマニシキヘビのように禁止されている種もある。

今回の発見は、動物福祉への懸念や、捨てられたエキゾチックアニマルやその救出後の飼育責任をめぐる議論を呼んでいる。

ハートは週末に出演したFOXニュースでのインタビューの中で、このサイズのヘビの対処を依頼されたのは初めてだったと語り、遺棄された可能性が高いとの見方を示した。ヘビは「マウスロット」と呼ばれる口腔内感染症を患っており、それが捨てられた理由かもしれないという。

彼はFOXニュースに対し、「間違いなく誰かが飼っていたペットで、それだけにとても悲しい話です。たしかにこの動物は捨てられたのです」と語った。

ガジェット
仕事が捗る「充電の選び方」──Anker Primeの充電器、モバイルバッテリーがビジネスパーソンに最適な理由
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

SBGとエヌビディア、ロボティクス新興に投資検討 

ワールド

独外相、中国の輸出規制による欧州産業混乱巡る問題解

ビジネス

パラマウント、ワーナーに敵対的買収提案 1株当たり

ワールド

EU、自動車排出量規制の最新提案公表を1週間延期 
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
2025年12月16日号(12/ 9発売)

45年前、「20世紀のアイコン」に銃弾を浴びせた男が日本人ジャーナリストに刑務所で語った動機とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 2
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 3
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...かつて偶然、撮影されていた「緊張の瞬間」
  • 4
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 5
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 6
    人生の忙しさの9割はムダ...ひろゆきが語る「休む勇…
  • 7
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
  • 8
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 9
    死刑は「やむを得ない」と言う人は、おそらく本当の…
  • 10
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 1
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 2
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 3
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 4
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 5
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
  • 6
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 7
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...…
  • 8
    戦争中に青年期を過ごした世代の男性は、終戦時56%…
  • 9
    イスラエル軍幹部が人生を賭けた内部告発...沈黙させ…
  • 10
    人生の忙しさの9割はムダ...ひろゆきが語る「休む勇…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中