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アメリカ政治米下院が4日の審議中止 武装グループが議会侵入計画との情報受け

米下院は、武装グループが議会への侵入を計画しているとの情報を受け、4日に予定していた審議を中止した。上院の対応について現時点で発表はない。米首都ワシントンの議会議事堂で1月6日撮影(2021年 ロイター/Shannon Stapleton)
[ワシントン 3日 ロイター] - 米下院は、武装グループが議会への侵入を計画しているとの情報を受け、4日に予定していた審議を中止した。上院の対応について現時点で発表はない。
米議会警察は3日、「特定された武装グループ」が4日に連邦議会への侵入を計画している可能性があるという情報を入手したと発表した。
下院は4日に警察改革法案の審議・採決を予定していたが、下院民主党の側近によると、議会警察の警告を踏まえて予定が変更された。
上院は1兆9000億ドルの新型コロナウイルス追加経済対策法案の審議を4日に行う狙いだった。現時点で上院指導部から4日の審議を中止するかどうか発表はない。
議会警察は3日の声明で「情報を真剣に受け止めている」とし、「議員や議事堂に対するあらゆる脅威の可能性を把握し、態勢を整えている」と表明した。
1月6日に起きたトランプ前大統領の支持者による議会議事堂乱入事件について、当局はこれまでに、右派の過激派メンバーが暴徒に含まれていたと指摘している。
陰謀論者の一部は、3月4日にトランプ氏の2期目の大統領就任式が行われると主張している。

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