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英イングランド、全面ロックダウン ジョンソン首相「変異種抑制に必要」

2021年1月5日(火)09時05分

英国のジョンソン首相は4日、新型コロナウイルス感染の急激な拡大に対処するため、間もなく制限措置の強化に踏み切る考えを示した(2021年 ロイター/Stefan Rousseau)

英国のジョンソン首相は4日、新型コロナウイルス感染の急激な拡大に対処するため、イングランドで新たに全面的なロックダウン(都市封鎖)措置を導入すると発表した。

ジョンソン首相はテレビ放映された演説で、感染力が強い変異種が急速に拡大しているため、迅速な対応が必要になっていると表明。「こうして話している間にも、医療機関の逼迫度は増している。変異種の感染拡大を抑制するために 一段の措置が必要なのは明らかだ」とし、「全国的なロックダウン措置を導入する。 政府は再び、国民に対し外出を控えるよう要請する」と述べた。

具体的には学校が5日から閉鎖されるほか、 日常必需品の購入や運動など以外を目的とした外出の自粛が要請される。

同国ではこの日、アストラゼネカとオックスフォード大学が共同開発した新型コロナワクチンの接種が始まったばかり。新規感染者数は3日時点で約5万5000人。累計の死者数は7万5000人超と、欧州で2番目に多い。

ジョンソン首相はこれに先立ち、今後数週間が非常に厳しいとした上で、「数字を見る限り、制限措置を強化せざるを得ないことは明白で、いずれ対策を発表する」と発言。また、プライマリースクール(小学校)の閉鎖は引き続き最終手段となる見通しだが、セカンダリースクール(中学・高校)については再開計画の見直しを余儀なくされる恐れがあるとした。

イングランドではコロナの警戒レベルが4段階に分かれている。

スコットランドもこの日、昨春以降で最も厳しいロックダウン措置を導入した。

*見出しの余分な文字を削除して再送します。



[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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