ニュース速報
ワールド

イラン交戦は国連憲章違反、学校攻撃にも深い衝撃=独立調査団

2026年03月05日(木)03時33分

2026年3月3日、イランのミナブで発生した学校攻撃の犠牲者の葬儀に参列する人々。提供写真(2026年 ロイター/Amirhossein Khorgooei/ISNA/WANA (West Asia News Agency) via REUTERS

Olivia Le Poidevin

[ジュ‌ネーブ 4日 ロイタ‌ー] - イランでの人権侵害​状況を調べる国連の独立調査団は4日、⁠イスラエルと米国​によるイラン攻撃とイランの報復攻撃は、国連憲章に違反すると非難する声明を発表した。国連憲⁠章は、国家の領土保全あるいは政治的独立に対する武⁠力行​使を禁じている。米イスラエルが最高指導者ハメネイ師をはじめとする数十人のイラン当局者を殺害したことは、国際法に照らして容認で⁠きないと指摘した。

対イラ‌ン攻撃が開始された2月28日にイラン南部⁠ミナ⁠ブにある女子学校が攻撃されたことに関しても深い衝撃を表明した。犠牲者の大半は7─12歳の女子生徒とみられ‌ると指摘した。別の国連専​門家パネ‌ルは4日、複⁠数の報告​を基に160人以上の子供が死亡したと発表した。

調査団は、イラン国民が、数週間に及ぶ可能性のある大規模な軍事作戦と、人権侵‌害を繰り返してきたイラン政府との間で板挟みになっ​ているとした。

経済の⁠低迷が続くイランでは、2025年12月末から起きた抗議デモに対し、当局が激しく弾​圧。調査団によると、数万人が拘束中で、米イスラエルによる攻撃への危険にもさらされているという。 

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米経済活動、7地区で緩やかな拡大 見通しは全体に楽

ワールド

イラン、CIAに停戦協議打診か イスラエルは米に説

ワールド

ハメネイ師息子モジタバ師、後継有力候補との情報 米

ビジネス

プーチン氏、欧州向けガス供給の即時停止の可能性を示
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで続くのか
  • 2
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られる」衝撃映像にネット騒然
  • 3
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    「外国人が増え、犯罪は減った」という現実もあるの…
  • 6
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 7
    戦術は進化しても戦局が動かない地獄──ロシア・ウク…
  • 8
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 9
    「イランはどこ?」2000人のアメリカ人が指差した場…
  • 10
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 3
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの…
  • 7
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 8
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 9
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 10
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中