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感染症対策ファイザー製コロナワクチン、米でもアレルギー反応1件 英症例に類似

米ファイザーが独ビオンテックと共同開発した新型コロナウイルスワクチンの接種が14日に始まった米国で、接種を受けた医療従事者1人が深刻なアレルギー症状を示した。ニューヨーク・タイムズ紙(NYT)が16日、関係者の話として報じた。ベルギー・プースで3日撮影(2020年 ロイター/YVES HERMAN)
米ファイザーが独ビオンテックと共同開発した新型コロナウイルスワクチンの接種が14日に始まった米国で、接種を受けたアラスカ州在住の医療従事者1人が深刻なアレルギー症状を示したと、公衆衛生当局が16日発表した。
この医療従事者は15日にワクチンを接種したが、その数分後にアレルギー反応を示した。英国で報告されたアレルギー反応2例に類似しているという。
治療にあたった救急科のディレクター、リンディー・ジョーンズ氏は、アレルギー反応治療薬の投与で症状が治まったとした。過去にアレルギー反応を示した経歴はないという。
ファイザーは、ワクチンにはアレルギー反応が発生した場合に備え適切な治療を常に行えるようにすべきとの警告が付されているが、必要に応じて表記を変更するとした。
*内容を追加しました。

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