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パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(16日現在)

2020年5月16日(土)10時46分

米連邦準備理事会(FRB)は15日に公表した金融安定報告書で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により、金融セクターは「重大な」脆弱性に直面していると警告した。また企業や家計は当面、脆弱な財政状況への対応を余儀なくされるとした。ワシントンのFRB本部で2018年8月撮影(2020年 ロイター/Chris Wattie)

■EUの新型コロナ緊急基金、実現になお「多くの作業」=高官

欧州連合(EU)高官は15日、計画している新型コロナウイルス緊急基金の実現には引き続き「多くの作業が残されている」と語った。

■米金融の脆弱性、コロナ危機で「重大に」=FRB報告書

米連邦準備理事会(FRB)は15日に公表した金融安定報告書で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により、金融セクターは「重大な」脆弱性に直面していると警告した。また企業や家計は当面、脆弱な財政状況への対応を余儀なくされるとした。

■ハイテク大手、デジタル経済の利用推進すべき=IMF専務理事

国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は15日、世界各国で新型コロナウイルスの感染拡大を抑制する制限措置が講じられたことによりオンライン依存が高まり、結果的に恩恵を受けたハイテク大手は、デジタル経済へのアクセス拡大に取り組むべきとの見解を示した。

■欧州でも「川崎病」類似疾患、新型コロナ併発の子ども2人死亡

欧州疾病予防管理センター(ECDC)は15日、新型コロナウイルス感染症を併発し、川崎病に症状が似た「小児発症性多系統炎症症候群」を発症した子どもの数が域内で今年に入り230人に上り、うち2人が死亡したと明らかにした。

■イタリア、国内の移動制限解除へ 6月3日から=政府文書

イタリアは、新型コロナウイルス流行に伴うロックダウン(都市封鎖)緩和の一環で、6月3日から国内の移動を認める見通し。ロイターが15日、政府草案を確認した。

■イタリア経済、コロナ第2波なら今年は13%のマイナス成長=中銀

イタリア銀行(中央銀行)は15日、新型コロナウイルス感染拡大の第2波に見舞われ、経済活動が再度停止されるという最悪のシナリオの下では、イタリア経済は今年は最大13%のマイナス成長に陥るとの見通しを示した。

■パウエルFRB議長、17日夕のCBS「60ミニッツ」に出演

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、17日午後7時(日本時間18日午前8時)から放送されるCBSテレビの番組「60ミニッツ」に出演する。CBSが15日、明らかにした。

■米NY州、来週末の連休からビーチ再開へ 隣接州に追随

米ニューヨーク州のクオモ知事は15日、新型コロナウイルス流行で閉鎖されている同州のビーチを来週末のメモリアルデーの連休から再開する方針を示した。

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