最新記事

パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(16日現在)

2020年5月16日(土)10時46分

■米、コロナワクチン開発で国際協力 年内配布に期待=大統領

トランプ米大統領は15日、新型コロナウイルスのワクチンの迅速な開発に向け米国は他国と協力していると述べた。

■ブラジル保健相辞任、コロナ危機最中に 就任からわずか数週間

ブラジルのタイシュ保健相が15日、辞任を表明した。新型コロナウイルス危機が始まってから保健相の退任は2人目。ウイルス感染者が20万人を突破し、中南米で最も深刻な状況となる中、ブラジルの危機対応を巡る混乱は一層深まる可能性がある。

■カナダ、給与保護措置8月末まで延長 コロナで打撃の企業支援

カナダのトルドー首相は15日、新型コロナウイルス感染拡大を受け企業支援策として実施している緊急給与保護プログラムについて、期限を8月末まで延長すると発表した。

■デンマーク新型コロナ死者ゼロに、3月以来初めて 制限緩和第2段階

デンマーク保健当局者は15日、新型コロナウイルス感染症による死者がゼロになったと発表した。3月13日以来初めて。

■米ミシガン大消費者信頼感、5月は予想外に改善 先行き依然暗く

米ミシガン大学が15日に公表した5月の消費者信頼感指数(速報値)は73.7と、4月に付けた8年ぶりの低水準である71.8から予想外に改善した。新型コロナウイルスが経済を直撃する中、国の緊急対策が家計の下支えになった。

■英、コロナ再生産数0.7─1.0に上昇

英政府当局者は15日、新型コロナウイルスについて、1人の患者から新たに何人が感染するかを示す再生産数が現時点で0.7─1.0であると明らかにした。ジョンソン首相が先週示した0.5─0.9から上昇した。

■FCA、68億ドルの政府保証付き融資巡り伊銀と協議=関係筋

欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が新型コロナウイルス危機に対応するため、63億ユーロ(68億ドル)の政府保証付きの融資を巡りイタリアの大手銀行インテーザ・サンパオロと協議していることが15日、関係者の話で分かった。

■米中通商合意は崩壊しておらず、法人税率半減も=カドロー氏

米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長は15日、米中が合意した「第1段階」通商協定は決して崩壊しておらず、両国は引き続き貿易問題に取り組んでいると強調した。

■独債務上限規定、21年も停止の見込み 新型コロナ対応で=独紙

ドイツ政府は、新型コロナウイルスの危機に対応するために憲法に定められた債務上限規定を今年に続き2021年も停止する見込みだ。独経済紙ハンデルスブラットが15日、政府当局者の発言を報じた。

■ニューヨーク州郊外などで事業再開、政治的要因で対応まちまち

ニューヨーク州やバージニア州、メリーランド州の人口が少ない地域で15日、ロックダウン(都市封鎖)緩和に向けた第1段階の措置が実施された。政治的要因などにより地域ごとで対応がまちまちになっていることが浮き彫りとなった。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

ファイザー、通年見通し上方修正 第1四半期予想上回

ワールド

米コロンビア大などで300人逮捕、ガザ反戦デモ激化

ワールド

バイデン大統領、31万人に学生ローン免除 美術学校

ビジネス

英シェル、中国の電力市場から撤退 高収益事業に注力
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    「2枚の衛星画像」が伝える、ドローン攻撃を受けたロシア空軍基地の被害規模

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    ロシアの大規模ウクライナ空爆にNATO軍戦闘機が一斉起動

  • 4

    ポーランド政府の呼び出しをロシア大使が無視、ミサ…

  • 5

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる…

  • 6

    米中逆転は遠のいた?──2021年にアメリカの76%に達し…

  • 7

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 8

    パレスチナ支持の学生運動を激化させた2つの要因

  • 9

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 10

    大卒でない人にはチャンスも与えられない...そんなア…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 3

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散

  • 4

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 5

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる…

  • 6

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 7

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 8

    中国の最新鋭ステルス爆撃機H20は「恐れるに足らず」…

  • 9

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 10

    今だからこそ観るべき? インバウンドで増えるK-POP…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 6

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 7

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 8

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 9

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 10

    「誰かが嘘をついている」――米メディアは大谷翔平の…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中