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中国、新型コロナウイルスの死者追悼 「清明節」に黙とうと警笛

2020年4月4日(土)15時19分

中国は「清明節」の4日、3000人以上にのぼる新型コロナウイルスの死者を追悼した。全土で半旗を掲げ、あらゆる娯楽活動を休止した。写真は半旗が掲げられた北京の天安門広場。4月4日撮影(2020年 cnsphoto)

中国は4日、3000人以上にのぼる新型コロナウイルスの死者を追悼した。全土で半旗を掲げ、あらゆる娯楽活動を休止した。

この日は多くの人が先祖の墓参りをする「清明節」に当たる。北京時間午前10時(0200GMT、日本時間午前11時)に3分間の黙とうを捧げるとともに、自動車や鉄道、船舶が一斉に警笛を鳴らし、前線の医療従事者を含めた死者を悼んだ。

国家衛生健康委員会の公式統計によると、中国本土では新型コロナによりこれまでに3300人以上が死亡した。

新型コロナが最初に発生した湖北省武漢市では、都市部のすべての信号が午前10時に赤に変わり、あらゆる陸上交通が3分間止まった。武漢市の死者は2567人に上り、中国全体の75%以上を占める。

同委員会によると、中国本土で3日に新たに確認された感染者は19人で、累計8万1639人となった。新規感染者のうち18人は海外からの入国者で、1人はこれまで無症状とされていた武漢の人という。

3日に新規に確認された無症状感染者は64人で、そのうち26人は海外からの入国者だった。3日現時点では1030人の無症状感染者が医療観察下に置かれており、うち729人が湖北省の人。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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