最新記事

パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(24日現在)

2020年4月24日(金)19時42分

世界保健機関(WHO)は23日、新型コロナウイルスの治療薬や検査、ワクチンの開発を加速させる「画期的な協力体制」を24日に発表すると明らかにした。ジュネーブで2月撮影(2020年 ロイター/Denis Balibouse)

■英、零細企業向け融資への100%政府保証を検討=FT

ドイツのIFO経済研究所が発表した4月の業況指数は74.3と、過去最低となった。下方修正された前月の85.9から低下した。

■ハンガリー、来月初めから封鎖解除 首相「急速な経済回復を予想」

英フィナンシャル・タイムズ(FT)は、英政府が、新型コロナウイルス対応として零細企業向け融資の100%保証を検討していると報じた。保守党議員らやイングランド銀行(英中銀)からの強い要請を受けた。

■独IFO業況指数、4月は過去最低の74.3 過去最大の低下

ハンガリーのオルバン首相は24日、新型コロナウイルスの感染抑制策として導入した封鎖措置を来月初めから徐々に解除する方針を表明した。同国経済が新型コロナによる打撃から急速に回復するとの楽観的見通しも示した。

■英小売売上高、3月は前月比-5.1% 統計開始以降で最大の減少

英国立統計局(ONS)が発表した3月の小売売上高は前月比5.1%減と、1996年の統計開始以降で最大の落ち込みを記録した。

■新型コロナウイルス、世界の感染者270万人超・死者約19万人

ロイターの集計によると、新型コロナウイルスの感染者は世界全体で270万人を超え、死者は18万9970人となった。

■ノルウェーの第1四半期GDPは1.9%減、通年予想は5.5%減

ノルウェー統計局(SSB)が24日発表した2020年第1・四半期(1─3月期)の海洋石油・ガス生産を除いた国内総生産(GDP)は前期比1.9%減少した。

■盛り上がる「韓国買い」、ロックダウンなしのコロナ封じ込めを評価

新型コロナウイルスが世界で猛威を振るう中、韓国株式市場が他の主要市場をしのぐ目覚ましい回復をみせている。債券市場にも資金が流入している。こうした「韓国買い」は、同国が政府の対応で新型コロナ危機を他国より早く、力強く切り抜けるという期待が背景にある。

■伊ENI、生産・設備投資予測を下方修正

イタリアのエネルギー会社ENIは24日、生産と設備投資の予測を下方修正した。新型コロナウイルスの感染拡大で原油・ガス需要が急減し、原油価格が大幅に値下がりしていることが背景。

■韓国版ニューディール政策への道、コロナ危機で開けるか

1930年代に米国が大恐慌から抜け出すために選んだ「ニューディール政策」。韓国はいま、その自国版に取りかかろうとしている。

■トム・ハンクスがいじめられたコロナ君に手紙、タイプライター贈る

米俳優トム・ハンクスが、コロナという名前を理由にいじめられたと手紙を送ってきたオーストラリアの少年に返信の手紙とスミス・コロナ社製タイプライターを贈った。豪テレビニュースが伝えた。

■英小売売上高、3月は前月比-5.1% 統計開始以降で最大の減少

英国立統計局(ONS)が発表した3月の小売売上高は前月比5.1%減と、1996年の統計開始以降で最大の落ち込みを記録した。

■英、零細企業向け融資への100%政府保証を検討=FT

英フィナンシャル・タイムズ(FT)は、英政府が、新型コロナウイルス対応として零細企業向け融資の100%保証を検討していると報じた。保守党議員らやイングランド銀行(英中銀)からの強い要請を受けた。

■インドネシア、航空機・船舶での国内外の旅行を5月末まで禁止

インドネシア運輸省は24日、新型コロナウイルスの感染対策として、一部の例外を除き、航空機および船舶での国内外の旅行を今週から5月31日まで禁止すると発表した。

■英、5-7月に1800億ポンドの国債発行 年間予定額を上回る

英債務管理庁は23日、5-7月に1800億ポンド(2220億ドル)の国債を発行する計画を明らかにした。今年度(4-3月)の発行予定額(1561億ポンド)を上回る発行額で、新型コロナウイルス対策の財源を確保する。


【関連記事】
・新型コロナウイルスは日光・高温・多湿で威力弱まる=米政府研究
・NY州民3000人検査で14%に抗体確認 新型コロナウイルス感染270万人か
・新型コロナウイルス感染症で「目が痛む」人が増えている?
・日本はコロナ危機ではなく人災だ

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国、月の裏側へ無人探査機 土壌など回収へ世界初の

ビジネス

ドル152円割れ、4月の米雇用統計が市場予想下回る

ビジネス

米4月雇用17.5万人増、予想以上に鈍化 失業率3

ビジネス

英サービスPMI4月改定値、約1年ぶり高水準 成長
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国の研究チームが開発した「第3のダイヤモンド合成法」の意義とは?

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    「2枚の衛星画像」が伝える、ドローン攻撃を受けたロシア空軍基地の被害規模

  • 4

    「500万ドルの最新鋭レーダー」を爆破...劇的瞬間を…

  • 5

    ロシアの大規模ウクライナ空爆にNATO軍戦闘機が一斉…

  • 6

    「TSMC創業者」モリス・チャンが、IBM工場の買収を視…

  • 7

    ロシア軍の拠点に、ウクライナ軍FPVドローンが突入..…

  • 8

    中国のコモディティ爆買い続く、 最終兵器「人民元切…

  • 9

    「複雑で自由で多様」...日本アニメがこれからも世界…

  • 10

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる…

  • 5

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 6

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 7

    「2枚の衛星画像」が伝える、ドローン攻撃を受けたロ…

  • 8

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 9

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 10

    ロシアの大規模ウクライナ空爆にNATO軍戦闘機が一斉…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 6

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 7

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 8

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 9

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 10

    NASAが月面を横切るUFOのような写真を公開、その正体…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中