最新記事

宇宙

米国防総省の極秘調査から出てきたUFO映像

2017年12月18日(月)15時00分
アンソニー・カスバートソン

米軍機が撮影したUFO。国防総省はその場所も日時も明らかにしていない YouTube

<UFOやエイリアンの脅威を信じた米上院議員らの提案で発足したプロジェクト>

米国防総省に、未確認飛行物体(UFO)と地球外生命を調査する極秘のプログラムが存在したことがわかった。米軍兵士の目撃情報も明らかになった。

国防総省によれば、この「先端航空宇宙脅威特定計画」は発足から5年後の2012年に終了したという。

ニューヨーク・タイムズ紙が12月16日に明らかにしたこの計画は予算の打ち切りと共に終了したと国防総省は主張するが、支持者たちはまだプログラムは存在すると言う。以下は、今回明らかになった資料に含まれていた奇怪な目撃情報の一部だ。

UFOの目撃情報を調べるため、ラスベガスのビルを改築し、UFO由来とみられるあらゆる物質を保管できるようにした。報道によれば、合金やプラスチックが含まれているという。

またこのビルの一画には、これらの物質に接触することで肉体的精神的な変化を体験したという人々を調べる場所もあった。

この施設では、見たところ推進装置も揚力もないのに空中に浮いている飛行物体も目撃されている。

米軍機が見たもの

国防総省が調査したUFOの一つは、オーラを放ちながら回転し、高速で飛んでいた。海軍機F/A-18スーパーホーネットが捉えた映像があるが、国防当局は目撃された日時や場所などの情報を一切渡そうとしない。

この飛行物体を目撃した海軍のパイロットらの音声記録によれば、UFOは一機だけでなかったらしい。「奴らの一群がいるぞ」と、一人のパイロットは言い、他のパイロットはこう答えた。「ウソだろう。奴らはみな風に逆らって飛んでいる。200キロ近い風速なのに。あれを見ろ」

国防総省は、プログラムが立ち上がる前に米軍機のカメラが捉えたビデオも調べている。

2004年のビデオには、カリフォルニア州サンディエゴ沖を飛ぶ明るい卵型の物体が映っている。物体を追跡した戦闘機のパイロットによれば、旅客機ほどの大きさだったという。

先端航空宇宙脅威特定計画の予算は、国防総省の年間予算の0.004%と小さかった。10年以上も存在が知られなかったのは、一つにはそのためだ。それでも予算がついたのは、ネバダ州のハリー・リード上院議員(民主党)らUFOを信じる一部議員のおかげだ。

【お知らせ】ニューズウィーク日本版メルマガのご登録を!
気になる北朝鮮問題の動向から英国ロイヤルファミリーの話題まで、世界の動きを
ウイークデーの朝にお届けします。
ご登録(無料)はこちらから=>>

ニュース速報

ワールド

韓国大統領、処理水放出決定で国際海洋法裁判所への提

ビジネス

経済・物価、コロナの影響などで引き続き下振れリスク

ワールド

ミャンマー民主活動家、新年の連休に象徴的な抵抗呼び

ビジネス

独連邦裁、VWにディーゼル車をローンで購入した顧客

MAGAZINE

特集:日本を置き去りにする デジタル先進国

2021年4月20日号(4/13発売)

コロナを抑え込んだ中国デジタル監視の実態。台湾・韓国にも遅れた日本が今すべきこと

人気ランキング

  • 1

    青色の天然着色料が発見される

  • 2

    ビットコインが、既に失敗した「賢くない」投資である理由

  • 3

    日本だけじゃない...「デジタル後進国」のお粗末過ぎるコロナ対策

  • 4

    ギネスが認めた「世界最高齢の総務部員」 勤続65年、9…

  • 5

    米フロリダ州に座礁したクジラは新種だった

  • 6

    ピザの注文から出願大学まで、フェイスブックが僕に…

  • 7

    ヘビ? トカゲ? 進化の過程で四肢をなくし、再び…

  • 8

    半月形の頭部を持つヘビ? 切断しても再生し、両方…

  • 9

    中国製ワクチン、輸出量は既に1億1500万回分だが....…

  • 10

    テスラに見る株式市場の先見性、知っておくべき歴史…

  • 1

    カミカゼ・ドローンで戦況は一変 米軍「最強」の座も危うい

  • 2

    硬貨大のブラックホールが地球を破壊する

  • 3

    緑豊かな森林が枯死する「ゴーストフォレスト」が米国で広がっている

  • 4

    青色の天然着色料が発見される

  • 5

    北米からシカの狂牛病=狂鹿病が、世界に広がる......

  • 6

    洪水でクモ大量出現、世界で最も危険な殺人グモも:…

  • 7

    太平洋上空の雲で史上最低気温、マイナス111度が観測…

  • 8

    ビットコイン:規制は厳しくなる、クレジットカード…

  • 9

    ビットコインが、既に失敗した「賢くない」投資であ…

  • 10

    あなたが仕事を始めないのは「やる気が出るのを待って…

  • 1

    太平洋上空の雲で史上最低気温、マイナス111度が観測される

  • 2

    観測されない「何か」が、太陽系に最も近いヒアデス星団を破壊した

  • 3

    国際宇宙ステーションで新種の微生物が発見される

  • 4

    「夜中に甘いものが食べたい!」 欲望に駆られたとき…

  • 5

    30代男性が急速に「オジサン化」するのはなぜ? やり…

  • 6

    EVはもうすぐ時代遅れに? 「エンジンのまま完全カー…

  • 7

    孤独を好み、孤独に強い......日本人は「孤独耐性」…

  • 8

    ブッダの言葉に学ぶ「攻撃的にディスってくる相手」…

  • 9

    カミカゼ・ドローンで戦況は一変 米軍「最強」の座…

  • 10

    硬貨大のブラックホールが地球を破壊する

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

投資特集 2021年に始める資産形成 英会話特集 Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
Wonderful Story
メンバーシップ登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら
World Voice

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中

STORIES ARCHIVE

  • 2021年4月
  • 2021年3月
  • 2021年2月
  • 2021年1月
  • 2020年12月
  • 2020年11月