「モノを売り買いする場」を超え、「賑わいを創出する場」へと駅ビルの役割を進化させたアトレ取手
「アトレ取手」の4階にある「たいけん美じゅつ場VIVA」
<モノ・コト・サービスを提供するという従来のビジネスモデルを超え、駅ビルの「強み」をいかして地域の活性化に取り組む「アトレ取手」>
世界を変えるには、ニュースになるような大規模なプロジェクトや製品だけでは不十分。日本企業のたとえ小さなSDGsであっても、それが広く伝われば、共感を生み、新たなアイデアにつながり、社会課題の解決に近づいていく──。この考えのもと、ニューズウィーク日本版はこの春、「SDGsアワード」を立ち上げました。その一環として、日本企業によるSDGsの取り組みを積極的に情報発信していきます。
商業施設「アトレ取手」にある文化交流施設「たいけん美じゅつ場VIVA」は、どのようにSDGsの推進に貢献しているのか。駅ビルに新たな役割を持たせるだけでなく、行政や大学、地域の人々を巻き込み、地域を活性化させる取り組みを紹介する。
アートという地域資源を活用し、新たな駅ビルのカタチを目指す
2019年、JR取手駅にある駅ビル「アトレ取手」の4階にオープンした「たいけん美じゅつ場VIVA」。アートを介してコミュニティをつくることを目的とした文化交流施設で、取手市が運営するギャラリーや、工作室、東京藝術大学卒業生の秀作を展示するオープンアーカイブなど1フロア全体が繋がる空間となっている。
このオープンアーカイブは藝大所蔵作品が常時展示され、一般の方が研究・鑑賞が出来る国内唯一の施設となっている。
商業施設であるアトレにVIVAをオープンさせた背景には、地域の人口や取手駅の乗降者数の減少による売上への影響がある。駅立地という従来の強みが弱まり、テナントが離れたことで、これまでのモノ・コト・サービスを提供するというビジネスモデルだけでは限界を迎えることが予想されていた。
そこで、市内に位置する東京藝術大学取手校地や、20年以上続く市民が主体となった「取手アートプロジェクト」など、アートを通じたコミュニティづくりといった取手の魅力を活かす新たな事業を構想。取手市、東京藝術大学、JR東日本東京支社、アトレの4者が連携して、VIVAの運営が始まった。目指したのはサステイナブルなコミュニティづくりと、それを支える人づくりだ。
「取手ならではの資源を駅ビルに取り込む事で、本当の意味で地域を活性させる、その街になくてはならないコミュニティハブとSCが融合した新しい駅ビルのカタチ『街ビルSC』にチャレンジしようと決めました」と、アトレ取手 店長の高橋弘一郎氏は語る。

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