夏の屋台の「定番メニュー」で500人が食中毒...付着していた危険な菌の正体とは?〈注目記事〉
人参、じゃがいも、玉ねぎの危ない共通点とは?
カレーの扱いも気をつけたい。
「カレーには人参、じゃがいも、玉ねぎなど土に埋まって成長する野菜が多く入りますよね。土の中に食中毒菌が多くいるので、こういった野菜を大量に使うカレーは食中毒を発生しやすいのです。熱に強くて1時間加熱しても生き残る、ウェルシュ菌の芽胞を作るといわれています」(望月氏)
「常温で一晩寝かせるとおいしい」といわれるが、それはウェルシュ菌をすくすくと育てる行為。とんでもなく危険なのである。
「加熱調理したカレーを放置すると、ウェルシュ菌が繁殖し、エンテロトキシンという毒素を作る恐れがあります。2000年に起きた雪印集団食中毒事件も、脱脂粉乳内にエンテロトキシンが発生したことが原因でした。
食品中だけでなく体内に入ったウェルシュ菌も腸管内で増殖して芽胞を作り、エンテロトキシンを作ってしまいます。ですからウェルシュ菌を増やさないことが何より重要。カレーは粗熱が取れたら、素早く冷蔵庫に入れるのが得策です」(同)
水菜、キュウリ、トマト...生野菜から菌が検出
さて、穀物とともに食中毒とは無縁そうに感じる「野菜」。
実は「みずみずしいものが傷みやすい」と望月氏。実際に練馬区内で流通している農産物のうち、生で食べるもの9種類(水菜、キャベツ、ネギ、キュウリ、トマト、イチゴ、ブルーベリーなど)について細菌検査をしたところ、約20%から食中毒の原因となる菌などが確認されたそうだ。
調査ではそのほとんどがセレウス菌で、水菜が最も多かった。確かにみずみずしい。葉物以外ではキュウリからもセレウス菌が、トマトからは大腸菌が確認されたという。
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