日経平均は反落で寄り付く、米ハイテク株安を嫌気 5万円付近で下げ渋り

写真は東京証券取引所。2018年10月撮影。REUTERS/Issei Kato

［東京　１５日　ロイター］ - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比４８４円４６銭安の５万０３５２円０９銭と反落してスタートした。前週末の米国市場でのハイテク株を中心とした株安を嫌気した売りが先行している。一巡後は、５万円前半で下げ渋る様子もある。

半導体関連はアドバンテストが４％安、ソフトバンクグループが５％安となっており、２銘柄で４００円超、日経平均を押し下げている。東京エレクトロンも弱い。

主力株はトヨタ自動車が小じっかり。ソニーグループは小安い。指数寄与度の高いファーストリテイリングは小安い。

日銀が発表した１２月短観は、大企業・製造業の業況判断指数（ＤＩ）がプラス１５と、３期連続で改善した。大企業・非製造業の業況判断ＤＩはプラス３４と、前回から横ばいとなった。