最新記事
健康

健康寿命を延ばす「最強のフルーツ」とは?...心臓・脳機能から皮膚・腸も強くする「スーパーフード」の底力【最新研究】

Popular Fruit is Overlooked Superfood, Researcher Claims

2025年8月10日(日)10時30分
マリア・アズーラ・ヴォルペ
ぶどう

vinywiny-pixabay

<抗酸化力、腸内環境、遺伝子発現まで...ベリーやナッツ類だけではない「知られざる栄養の宝庫」>

生のブドウは、スーパーフードと称されるに値する栄養価の高い果物でありながら、見過ごされてきた可能性がある──

こう主張するのは、マサチューセッツ州にあるウェスタン・ニューイングランド大学の生化学者のジョン・ペズート教授だ。学術誌『農業・食品化学ジャーナル(Journal of Agriculture and Food Chemistry)』に発表した論文の中で、ブドウの摂取が健康にもたらす利点を説明している。


「スーパーフード」という言葉には正式な定義や基準は存在しない。しかし、ペズート教授によると、この言葉は植物由来の有益な化合物を多く含む食品を指すとされる。こうした食品は、地中海食に多く含まれていることでも知られる。

一般的にスーパーフードとされるのは、ベリー類、葉物野菜、ナッツ類、オリーブオイル、豆類などだ。

ブドウには、抗酸化物質を含む1600種類以上の天然化合物が含まれており、その中にはフラボノイド、アントシアニン、カテキン、フェノール酸、レスベラトロールなどのポリフェノールも含まれる。

ポリフェノールは抗酸化作用や細胞への働きかけを通じて、ブドウの健康効果の主な要因とされている。

ペズート教授によると、査読を経た60本以上の研究がブドウの摂取が全身に有益な効果があることを示しており、心血管や脳機能の向上、皮膚や腸など幅広い部位への有益性が確認されているという。

資産運用
「高市トレード」に「トランプ関税」......相場が荒れる今こそ投資家が目を向ける「世界通貨」とは
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米高官、中国核実験疑惑で新たな詳細に言及 M2.7

ビジネス

日経平均は反発で寄り付く、米株の底堅い動きを好感 

ビジネス

バークシャーがNYT株取得、アマゾン株77%削減 

ワールド

カリフォルニア州など、政権のワクチン推奨変更巡り提
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 2
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 3
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トランプには追い風
  • 4
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 5
    極超音速ミサイルが通常戦力化する世界では、グリー…
  • 6
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 7
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 8
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 9
    アメリカが警告を発する「チクングニアウイルス」と…
  • 10
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 4
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 5
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 8
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 9
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 10
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中