米国が当面ベネズエラ「運営」、トランプ氏会見で表明 地上部隊派遣も
3日、会見に臨むトランプ大統領 REUTERS/Jonathan Ernst
[ワシントン 3日 ロイター] - トランプ米大統領は3日、ベネズエラに対する未明の攻撃について記者会見し、マドゥロ大統領を拘束しており米当局が当面ベネズエラを掌握すると述べた。
12年以上にわたり強権でベネズエラを率いてきたマドゥロ大統領に対し、トランプ政権は麻薬密輸と政権の正統性を巡って圧力をかけ続けてきた。米国による中南米への直接的な介入は、ノリエガ将軍を追放するため1989年にパナマへ侵攻して以来となる。
トランプ氏は、フロリダ州の私邸マールアラーゴでヘグセス国防長官やルビオ国務長官らと共に会見し、「これは米国の歴史上、最も衝撃的で効果的、強力な国力と能力を誇示するものだ」と表明。「安全で適切かつ賢明な政権移行が完了するまで、われわれが国を運営する」と述べた。
また「ベネズエラ国民の利益を考慮しない者が、ベネズエラを支配する事態は避けなければならない」と語った。
トランプ氏がどのようにベネズエラを運営するかは不明だ。米軍はベネズエラを統制下に置いていないほか、マドゥロ氏の政権はなお実権を握っており、米国と協力する意向も示していないとみられる。
関係筋によると、マドゥロ氏の後継とみられているロドリゲス副大統領は3日午後、政府高官らとベネズエラのテレビで、米国の作戦は誘拐行為だと非難。マドゥロ氏を「ベネズエラ唯一の大統領」とし、大統領夫妻の即時釈放を要求した。
トランプ氏は会見で、ベネズエラに米軍を派遣する可能性も示し、「地上部隊の派遣を恐れていない」と表明した。
一方、昨年のノーベル平和賞受賞者で、マドゥロ氏の最大の政敵と見なされている野党指導者マリア・コリーナ・マチャド氏との協力の可能性は否定。マチャド氏とは接触していないとし、「彼女は国内で支持も尊敬もされていない」と述べた。





