北朝鮮、4日に極超音速ミサイル発射実験 米をけん制か
北朝鮮の国旗。2022年7月撮影。REUTERS/KIM HONG-JI
[ソウル 5日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は5日、極超音速ミサイルの発射実験が4日に行われたと伝えた。戦争抑止力に関する軍事作戦能力を評価するためとしている。
KCNAによると、ミサイルは北朝鮮の東の海上、約1000キロ離れた標的に命中した。ミサイル発射に立ち会った金正恩朝鮮労働党総書記は「最近の地政学的危機とさまざまな国際情勢」を理由に、「強力かつ信頼できる核抑止力を維持、拡大することは非常に重要な戦略だ」と述べた。
日本と韓国の防衛当局は4日、北朝鮮が東方へ弾道ミサイルを発射したと発表した。
北朝鮮は2025年10月に極超音速ミサイルを発射した。韓国のシンクタンク、韓国統一研究院の北朝鮮専門家Hong Min氏は、今回発射したのは昨年10月の軍事パレードで披露された「火星11」とみられると述べた。発射は明らかに米国のベネズエラ攻撃への対応とし、米韓のミサイル防衛態勢を複雑化して先制攻撃を防ぐ狙いで極超音速ミサイルをいつでも発射できると強調したと指摘した。
北朝鮮外務省は4日、米国のベネズエラ攻撃を「主権侵害の最も深刻な形態」だと非難した。





