中国、パキスタンとの緊密な関係再確認 米の接近警戒か
中国・パキスタン首脳会談、2025年2月5日の代表撮影 Pool via REUTERS
[北京 5日 ロイター] - 中国の王毅外相は4日、パキスタンのダル外相と北京で会談し「鉄壁の友情と戦略的相互信頼」を再確認した。両国は5日、関係深化と協力拡大をうたった共同声明を発表した。
共同声明は「中国とパキスタンは、鉄壁の絆をさらに促進し、互恵的な協力を深め、新境地を切り開くための戦略的協力を引き続き強化していく」と表明。
中国パキスタン経済回廊(CPEC)の更新版を創設し、工業、農業、鉱業での協力に焦点を当て、金融・銀行分野で協力を強化するとした。
両国と国境を接するアフガニスタンで活動している「全てのテロ組織を解体し、排除するための目に見える検証可能な行動」の拡充を訴えた。
中国は、パキスタンを「全天候型の戦略的パートナー」と見なし、非常に緊密な関係と位置付けている。両国の関係は数十年前にさかのぼり、周恩来元中国首相は、1970年代の米中国交正常化で「パキスタンが架け橋になった」と評価している。
ところが、第2次トランプ米政権になって、パキスタンと米国の関係が改善し、中国の近隣外交に微妙な影を落としていた。





