<もう食べられないはずなのにデザートなら入る...その理由を解き明かす最新研究が発表された>

「もう1口も食べられない」と思うほど満腹だったはずなのに、しっとりして美味しそうな三段重ねのチョコレート・ガナッシュ・ケーキであれば、1、2切れはお腹に入ってしまう──そんな体験をしたことがあるだろうか? これは、「甘いものは別腹(dessert stomach)」と呼ばれるパラドックスだ。

ドイツのケルンにあるマックス・プランク代謝研究所から発表された新たな研究結果から、この「甘いものは別腹」現象は実在し、しかも、脳内にこれを引き起こすメカニズムがあることがわかった。

「進化の視点から見れば、これは理にかなっている。糖は、エネルギーを素早く供給してくれるが、自然界では簡単には手に入らないからだ」と、この論文の著者で神経生物学者のヘニング・フェンスラウは、声明で述べている。

「脳は、入手可能であればいつでも、糖の摂取を支配するようにプログラムされている」という。

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