最新記事
健康

BMI改善も可能? リンゴ酢の潜在力を示す研究結果

2024年11月28日(木)17時10分
リディア・スミス
MTREASURE/ISTOCK

MTREASURE/ISTOCK

<リンゴ酢が肥満対策の鍵になるかもしれない。新たな研究によると、毎日少量のリンゴ酢を摂取した若者たちは、体重や血糖値、コレステロール値が改善したという結果が得られた>

味には好き嫌いが分かれるかもしれないリンゴ酢が、肥満の若者の減量に役立つ可能性があることが分かった。

研究によると、12週間にわたり毎日少量のリンゴ酢を摂取した人は、プラシーボ(偽薬)を摂取した人より体重が多く減った。さらに、血糖値、中性脂肪、低密度リポタンパク(LDL、いわゆる悪玉コレステロール)の値も、より低かった。血中の中性脂肪や悪玉コレステロールの値が高いと、心臓疾患や脳卒中のリスクが高まることが知られている。


「今回の結果は、肥満の管理における食事療法でリンゴ酢を推奨する科学的根拠を、補強できるのではないだろうか。この分野のさらなる研究が促される」と、論文を発表したレバノンのホーリー・スピリット大学カスリック校の研究チームはプレスリリースで述べている。

研究に参加した120人のレバノン人は平均年齢17歳、BMI(体格指数)は27~34で「過体重」または「肥満」に分類される(米疾病対策センターによると、ほとんどの成人にとって理想的なBMIは18.5~24.9だ)。

参加者は無作為に4つのグループに分けられ、3つのグループは12週間にわたって毎日、朝食前にリンゴ酢をそれぞれ5ミリリットル、10ミリリットル、15ミリリットル飲んだ。残り1つのグループは液体のプラシーボを飲んだ。

事件
ニューズウィーク日本版メンバーシップ登録
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米、来週にもベネズエラ制裁さらに解除=ベセント氏

ワールド

吉村・維新の会代表、冒頭解散「驚きない」 高市氏と

ワールド

イラン当局、騒乱拡大で取り締まり強化示唆 ネット遮

ビジネス

決算シーズン幕開け、インフレ指標にも注目=今週の米
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:AI兵士の新しい戦争
特集:AI兵士の新しい戦争
2026年1月13日号(1/ 6発売)

ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画をネット民冷笑...「本当に痛々しい」
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 7
    決死の嘘が救ったクリムトの肖像画 ──ナチスの迫害を…
  • 8
    美男美女と話題も「大失敗」との声も...実写版『塔の…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    飛行機内で「マナー最悪」の乗客を撮影...SNS投稿が…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 5
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 6
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 7
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 8
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 9
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 10
    「グリーンランドにはロシアと中国の船がうじゃうじ…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 4
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 7
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 8
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 9
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中