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吐き気すらする緊迫感...映画『シビル・ウォー』監督の最新作は、イラク戦争とSEALsの「血と絶叫」を突き付ける

Brutal and Visceral Reality

2026年1月16日(金)18時21分
デーナ・スティーブンズ (映画評論家)

戦闘に焦点を絞った『ウォーフェア』は、前作よりも効果的に戦争の現実を伝える。また最初から政治性を排除した点では、より誠実と言えるかもしれない。だが見た後で考えさせられる、あるいは誰かと語りたくなるという意味では『シビル・ウォー』のほうがはるかに面白い。

幕切れ、米軍の戦車が兵士を乗せて撤収した通りに、隠れていたイラクの戦闘員が1人2人と現れる。接収された家の家族も恐る恐る寝室を出る。

観客が耐えた95分など、イラクの人々が耐え忍んだ苦難とは比較にならない。それでも突然訪れた不気味な静けさに呆然とする感覚は、この映画を見た後なら理解できる。


WARFARE
『ウォーフェア 戦地最前線』
監督╱アレックス・ガーランド、レイ・メンドーサ
主演╱ディファラオ・ウン・ア・タイ、ウィル・ポールター
日本公開は1月16日

©2026 The Slate Group


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