最新記事
エプスタイン

ビル・ゲイツの苦しい弁明...「エプスタイン疑惑」の火消しで「ロシア人女性」2人との不倫を告白

Gates Comes Clean-ish

2026年3月2日(月)19時55分
ヘザー・シュウィドル (スレート誌記者)
2000年に2人で慈善団体を設立したゲイツとメリンダ

2000年に2人で慈善団体を設立したゲイツとメリンダ(写真は2015年) ROMMEL DEMANO/GETTY IMAGES

<「不倫」を認めることで否定したかったのは、もっと深刻な疑いだったのか。説明の曖昧さが、疑念をかえって増幅させる──>

ビル・ゲイツがメリンダ・ゲイツとの離婚を発表した5年前、彼は富豪としての面目をまだ保っていた。離婚の原因はどちらかが悪いというのではなく、富裕層にはありがちなものだろうと思われた。

ところが先週、大衆紙までがこう報じた。「ビル・ゲイツ、27年間の結婚生活で2人の女性との不倫認める」


「悪役なき離婚」説は消えた。しかもゲイツが不倫を認めたのは、ジェフリー・エプスタインとの関係に端を発する、もっと深刻な疑惑から身を守ろうとしてのことだった。

ゲイツは世界中に不倫を告白するつもりはなかったようだが、ゲイツ財団の職員に説明した音声をウォール・ストリート・ジャーナル紙が入手。同財団はゲイツが2000年にメリンダと設立し、860億ドルの基金を持つ慈善団体だ。

ゲイツとエプスタインの関係は以前から知られていたが、米司法省が1月に約300万ページの資料を公開したことで改めて疑惑が浮上。特に注目されたのが、エプスタインが自分自身に宛て書いたとみられるメールの下書き。

内容はエプスタインがゲイツの婚外関係を仲介し、「ロシア人の少女たちとの性行為の結果に対処するため」、ゲイツに薬を手配したことを示唆していた。

メンバーシップ無料
ニューズウィーク日本版メンバーシップ登録
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

S&P、ソニーをAプラスに格上げ エンタメ中心の事

ワールド

米国による貿易調査、内容や影響精査し適切に対応=木

ビジネス

JDI、車載ディスプレーの事業分割を中止 一体的に

ビジネス

アングル:中東緊迫化、日銀は物価リスク警戒 難易度
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 2
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃に支持が広がるのか
  • 3
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車整備は収入増、公認会計士・税理士は収入減
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 6
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」…
  • 7
    「邪悪な魔女」はアメリカの歴史そのもの...歌と魔法…
  • 8
    イランがドバイ国際空港にドローン攻撃...爆発の瞬間…
  • 9
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 10
    ホルムズ封鎖で中国動く、イランと直接協議へ
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 6
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 7
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 8
    日本の保護者は自分と同じ「大卒」の教員に敬意を示…
  • 9
    中国はイランを見捨てた? イランの「同盟国」だっ…
  • 10
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中