騒ぎの中で、ゲイツを少し見直した点もある。「彼女(メリンダ)の名誉のために言えば、彼女はずっとエプスタインの件には懐疑的だった」と語ったとされることだ。
そのとおり。メリンダは評価されるべきだ。ゲイツとエプスタインとの関係が離婚の主因の1つだったなら、その点でも彼女は正しかった。
そういえば、ゲイツはかつて、メリンダとの離婚は「人生最大の後悔」だと語っていた。そうであるべきだ。ゲイツの名声は大きく損なわれたが、巨大な影響力を持つ富豪であることに変わりはない。
それに「失脚した富豪」がいなくならない世界なら、せめて自分の過ちを悔い、元妻を称賛する富豪のほうがまだましだ。伝統ある新聞社を壊した富豪や、ナチス式敬礼をした富豪に比べれば。
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