冬ごもりを忘れたクマが来る――「穴持たず」が引き起こす人喰いの連鎖
力自慢の男性(20歳)は両手首を噛み切られ...
この間に、主人の倉吉のほか、長男の留吉、雇い人の酉蔵が殺された。
前出の『熊』には酉蔵についての記述はないが『椿説蝦夷訛』には登場している。酉蔵は当時20歳で、力自慢の壮者であった。
熊という獣は運動はのろうございますが大力がありますから、人間の一人ぐらい組み付いたのはなんとも思いません。
酉蔵に組み付かれたままノソリと立ち上がって、酉蔵の左の手を小脇に挟んでブウーとうなりながら、その手首をバリリッと噛み切りましたが、酉蔵は剛気の男でございますから、少しもひるまず後ろから右の手を熊の首へかけて引き倒そうとする、熊はそれらに頓着せず酉蔵を引きずって二歩三歩あるきましたが、勝手が悪いという様子で立ち止まり、酉蔵の右手をつかんでその手首を噛み切りながら、体を屈めて酉蔵をむこうへ投げ飛ばしました。
いかに剛気の酉蔵でも左右の手首を噛み切られてはもはや致し方がありませんから、苦痛をこらえて息を殺して死んだふりをしておりました。
ヒグマの胃袋から見つかったもの
翌日、討伐隊が到着すると、倉吉は原形を止めないほどに食い荒らされていた。ここでも『椿説蝦夷訛』から引用すれば、
倉吉の死体を見ますと両眼を飛び出して横面がメチャメチャに潰れ目もあてられぬ有様で、また子供の有様はというに頭も手足もわからぬように熊に喰い取られて肋骨が半分あらわれていて、胸のあたりの肉が少し残って、その辺に生血が滴っています。
という凄惨な現場であった。
ほどなくして山林に潜んでいたヒグマが、開拓使に出仕する砲術名人、森長保によって討ち取られた。身の丈六尺三寸(約190センチ)のオスの成獣であった。
このヒグマは札幌農学校に運ばれ解剖されたが、その胃袋からは、赤子の頭巾や手、妻女の引きむしられた頭皮や、倉吉の足など、遭難者の肢体の大部分が得られた。それらはアルコール漬けにされ、加害熊の剥製とともに長らく展示された。

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