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話題作ロビン・フッドに仏頂面は似合わない
続編は見てみたい。ただし豪胆で陽気なヒーロー役には「あの人」か「あの人」を

何かが違う? クロウの演技は目が離せないけれど(映画『ロビン・フッド』より。12月10日(金)全国ロードショー) ©2010 Universal Studios. All Rights Reserved.
リドリー・スコット監督の最新作『ロビン・フッド』をどう評したものか。思ったより良かった? 主役がミスキャストの割にはまずまずの出来?
もともとのコンセプトには問題があったが、脇役の好演と優れた時代考証に救われた、というのが妥当なところだろう。
シャーウッドの森に住む義賊ロビン・フッドと楽しい仲間たちの伝説は、何度も映画の題材になった。特にエロール・フリン主演の『ロビンフッドの冒険』(38年)は活劇の傑作。痛快な作品で、72年たった今もフリンのロビン像は魅力的だ。
スコット版の『ロビン・フッド』はとことん暗く、登場人物はにこりともしない。伝説を題材にした最近の映画は陰気になりがちだ。...本文続く
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