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「日本を見習え!」米セブンイレブンが刷新を発表、日本では定番商品「天国のようなアレ」を販売へ

7-Elevens To Undergo Major Change Across U.S.

2025年9月16日(火)15時15分
アリア・ショアイブ

「温かい食べ物であれ、冷たい食べ物であれ、どんな食品であっても、品質と顧客体験をどう高めるかに本気で取り組む必要がある」とデイカス氏はニューヨーク・タイムズに語っている。「それを卓越したレベルでやってのけているのが日本なんだ」

同社は今後5年間で、海外事業の拡大に130億ドル以上を投じることを検討している。その一環として、アメリカ国内の既存店舗の刷新に加え、ピザやタコスを提供する店内レストランを1000店以上増設し、惣菜の充実を図るためにサプライヤーとの連携強化にも取り組む方針だ。

この計画には、日本のたまごサンドを導入することも含まれている。日本の食パンとマイルドな日本製マヨネーズを使ったサンドイッチは、独特のやわらかさが特徴だ。デイカス氏はこの食感を「天国のようにふわふわ」と表現する。

人気商品を本格的にアメリカで展開するため、テキサスのチームが日本のサプライヤーと連携し、製造技術の習得を進めているという。

セブンイレブンのたまごサンドやいちごサンドは近年SNSで話題を集め、TikTokでは日本の店舗を訪れた観光客がこれらを食べる動画が数多く投稿されている。

デイカス氏は、これまでの同社の戦略について「リスクもリターンも低いアプローチをとってきた」とし、日本国外の事業にはあまり注力してこなかったと認めた。その上で、今後はこの姿勢を改めたいと語っている。

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