最新記事
コスプレイヤー

「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活動する動画に世界中のネット民から賞賛の声

2026年2月13日(金)13時00分
アーサー・シン
『葬送のフリーレン』

『葬送のフリーレン』は海外でも発売されている M. Faisal Riza-shutterstock

<日本の漫画作品『葬送のフリーレン』は世界中で人気だ>

買い物客でにぎわう週末のショッピングモールで、思いがけない「勇者」が現れた。

日本の漫画作品『葬送のフリーレン』に登場する勇者ヒンメルの衣装に身を包んだコスプレイヤーが、突如発生した火災に対応し、消火に貢献したのだ。

【動画】煙の中で消火活動にあたる、勇者ヒンメルに扮したコスプレイヤー


事故は1月25日、ベトナム北部にあるイオンモール・ハイフォン・レチャン店で起こった。同店ではその日、「ジャパン・ウェーブ」という日本文化を体験するイベントが行われていた。

その際、ステージの近くのスポットライトから火の手が上がり、周辺は白煙に覆われた。周囲が一時騒然となる中、ヒンメルのコスプレをした男性、トゥアン・ズンが消火器を手に取り、消火活動を行った。さらには、煙の中でカートを動かすのも手伝っていた。

その翌日、トゥアンは自身のフェイスブックを更新。当日の動画と共に、「ステージ近くのスポットライトに火がついた。 それを見たとき、防災知識を活かして炎が広がらないように対処した」と、当日の経緯を語った。そして、「誰もがこのような予期せぬ事態に対処するため、基礎的な防災知識を身につけるべき」と呼び掛けた。

この投稿には「かっこいい」「ヒンメルならそうした」「ヒンメルは勇者の剣を引き抜けなかったけど、消火器を引き抜いた」といった賞賛のコメントがあふれた。

このニュースは国境を越え、海外のアニメファンコミュニティでも話題になり、「勇者ヒンメルを体現している」など、彼の勇気を称える声が数多く寄せられた。

「葬送のフリーレン」は日本のみならず、世界でも有名な作品だ。2024年、台湾の高速鉄道で刃物を振り回していた男を止めた男性も、警察に表彰された際の記者会見で「ヒンメルならそうした」と答えている。

【動画】記者会見で「ヒンメルならそうした」と答えた男性

【関連記事】
【話題の写真】「こんなのアリ?」飛行機のファーストクラスで「巨大な猛禽類」に遭遇...乗客が撮影した「衝撃写真」が話題に

ニューズウィーク日本版 BTS再始動
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年4月7号(3月31日発売)は「日本企業に迫る サステナビリティ新基準」特集。国際基準の情報開示や多様な認証制度――本当の「持続可能性」が問われる時代へ

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


メンバーシップ無料
ニューズウィーク日本版メンバーシップ登録
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ロシア、経済スパイ理由に外交官追放 英外務省反発

ワールド

高市首相、赤沢氏を重要物資安定確保担当相に任命 対

ワールド

スペイン、米軍機の領空通過を拒否 対イラン攻撃で

ワールド

英住宅ローン承認件数、2月は3カ月ぶり高水準 今後
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 2
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度を決める重要な要素とは?
  • 3
    ビートルズ解散後の波乱...「70年代のポール・マッカートニー」を再評価する傑作映画『マン・オン・ザ・ラン』
  • 4
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 5
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のS…
  • 6
    【銘柄】東京電力にNTT、JT...物価高とイラン情勢に…
  • 7
    ヒドラのように生き延びる...イランを支配する「革命…
  • 8
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反…
  • 9
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 10
    カタール首相、偶然のカメラアングルのせいで「魔法…
  • 1
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 2
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 3
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」モナコ舞踏会に見る富と慈善
  • 4
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店…
  • 5
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 6
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 7
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 8
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」…
  • 9
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 10
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中