「日本を見習え!」米セブンイレブンが刷新を発表、日本では定番商品「天国のようなアレ」を販売へ
7-Elevens To Undergo Major Change Across U.S.
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<「それを卓越したレベルでやってのけているのが日本なんだ」──セブン&アイ新CEOがアメリカ戦略に活かしたい日本のコンビニの強みとは?>
セブンイレブンが、日本での成功例を参考にアメリカ店舗の刷新に乗り出すと発表した。
親会社セブン&アイ・ホールディングスの新CEOスティーブン・デイカス氏がニューヨーク・タイムズに語ったところによると、セブンイレブンはアメリカで販売する惣菜や軽食の品質を引き上げ、訪日観光客の間で人気の「たまごサンド」も導入する計画だという。
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この刷新は、セブンイレブンが本拠地の日本市場で成長が頭打ちになっている中で行われる。日本ではコンビニ市場の競争が激化しており、各店舗が苦戦を強いられている。
デイカス氏の指揮のもと、セブン&アイ・ホールディングスは、日本クオリティの食品をアメリカの店舗でも展開し、現地での事業拡大を目指す方針だ。今回の動きは、昨年の472億ドル規模の買収提案を拒否したことに端を発している。この拒否を受け、同社の株価は急落した。
セブン&アイ・ホールディングスの元取締役であるデイカス氏は、3カ月前にCEOに就任したばかり。日本のセブンイレブンが築いた成功モデルをアメリカで再現することが求められている。
今回の戦略では、高品質な惣菜や軽食の販売に重点が置かれる。これは、日本におけるセブンイレブンの成功を支えてきた柱のひとつだ。






