アルゼンチン経済にまさかの奇跡、インフレ克服と成長回復のカギは
Argentina's Javier Milei Keeps Proving His Critics Wrong

スペインで開催された経済フォーラムで演説するアルゼンチンのミレイ大統領(6月8日、マドリード)Photo by Oscar Gonzalez/Sipa USA
<高インフレと貧困に苦しむアルゼンチン経済をよみがえらせたのは、過激な主張で恐れられたリバタリアン経済学者、ハビエル・ミレイ大統領だった>
ほんの数カ月前まで、アルゼンチンは再び経済破綻すると思われていた。貧困は急増し、インフレは制御不能、そしてハビエル・ミレイ大統領の急進的な緊縮政策が成長を窒息させるだろうという経済学者たちの警告が相次いでいたからだ。
ところがいま、経済は考えられなかったほどのペースで拡大しており、ミレイを批判してきた者たちはその理由を説明しようと奔走している。
2025年第2四半期のアルゼンチン経済は前年同期比7.6%の成長を記録。過去20年間で最も高い伸びだ。規制緩和、公共支出の大幅削減、通貨規制の緩和が成長を後押しした。小売売上高、製造業、金融業がいずれも好調で、個人消費は前四半期と比べて3%近く増加した。
2023年12月に大統領に就任したミレイは自由主義を重視するリバタリアン経済学者で、政府支出を削減し、財政改革と引き換えにIMF(国際通貨基金)から200億ドルの融資を取り付けた。彼の政権は、数十年にわたる国家介入を廃して市場原理を優先させることをモットーに掲げており、多くの専門家が景気後退や社会不安の深刻化を警告していた。
ミレイの政策には、2011年に開始した為替統制制度「エル・セポ」の撤廃が含まれていた。企業が利益を海外に移転することを制限し、アルゼンチン国民のドルへのアクセスも制限してきた。
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