ディズニーの大幅な人員削減に広がる「歓喜の声」...彼らはなぜ大喜びしているのか?
Disney Layoffs Celebrated by Critics: 'Go Woke Go Broke'
このニュースが報じられると、ネット上で大きな反響を呼び、特に保守寄りのコメント投稿者の間では歓喜の声が広がった。「Go woke, go broke(ウォークになれば破産する)」という決まり文句を繰り返し使い、最近公開された実写版『白雪姫』をその証拠として挙げる意見が目立った。
実写版『白雪姫』は作品の内容面での評価が低かっただけでなく、公開前からさまざまな論争に巻き込まれていた。主演のレイチェル・ゼグラー(Rachel Zegler)による政治的発言、ラテン系女優が白雪姫を演じるキャスティング、そして七人の小人をCGで再構築したことがその主な要因だ。
特に後者については、実際の低身長の俳優たちから「本来得られたはずの役を奪った」として批判の声が上がった。
最終的に興行的にも失敗し、フォーブスによれば制作費3億ドル(約470億円)に対し、興行収入は2億550万ドル(約320億円)にとどまった。
ディズニーの広報担当者はBBCに対し「影響を受ける従業員の数を最小限に抑えるため、慎重かつ的確に対応してきた」と語った。また、対象となる部門が完全に閉鎖されることはないとも付け加えている。
X(旧Twitter)上では、あるユーザーがレイオフのニュースを引用しながら「こうした企業が視聴者の求めているものを理解する方法は、結局のところ"経済的な教訓"しかないようだ」と書き込んだ。
「このレイオフでディズニーが方向転換したと思っているなら、君はディズニーのことをよく知らない。彼らが"ウォーク"から離れるなんて、まだまだ程遠い」と、別のXユーザーは投稿している。