最新記事
住宅

「ディズニーパーク内に住みたい」の夢が叶う?...「地上で最も幸せな場所」に家を買う方法と「必要な覚悟」

You Can Buy a House in Disney World—Here's How

2025年5月27日(火)17時58分
スザンヌ・ブレーク
ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート「マジックキングダム」のシンデレラ城

Younho Choo-Unsplash

<パーク内で実際に販売されている住宅はどんな物件なのか。購入にはある種の「覚悟」も必要で──>

ディズニーファンの中には知らない人もいるかもしれないが、実はディズニーワールドの敷地内に家を購入することができる。ただし「地上で最も幸せな場所」に不動産を所有できるのはごく一部の限られた人のみだ。

【動画】ベッドルームにはミッキー、巨大プールも...実際に売り出されているディズニーパーク内の住宅

アメリカでは新型コロナウイルスのパンデミック中に多くの人々がフロリダに移住し、温暖な気候と生活コストの安さを求めて一斉に住宅を購入した。パンデミック後の数年でフロリダの住宅市場は調整局面に入っているものの、ディズニーワールド内の住宅は、特定の買い手にとって依然として高い価値を保っている。

不動産サイト「Realtor.com」には、ディズニーワールドへの永続的なアクセスが可能な住宅が掲載されている。

そのひとつ、ゴールデンオーク(Golden Oak)のエンチャンテッドオークドライブ10138番地の物件は、5つのベッドルームを有し、延べ床面積は7000平方フィート超で、価格は1300万ドル。

物件紹介には次のように記されている:「魅力的なアーチ型のドア、梁が見える豪華なグレートルーム、豊かな自然光が心地よい空間を演出しています。屋外設備としては、見事なサマーキッチン、サンシェルフとスパを備えた広々としたプール、そして自然保護エリアの美しい眺望が楽しめます。」

住人はバルコニーや専用ポーチ、ガレージスペースも利用できる。物件が位置するのは、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内にある「ゴールデンオーク」。ゴールデンオークは「ラグジュアリーでプライバシーが保護され、そしてディズニーの魔法に包まれて暮らせる」住宅型リゾートコミュニティだ。

テクノロジー
「誰もが虜になる」爽快体験...次世代エアモビリティが起こす「空の移動革命」の無限の可能性
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、対ロ追加制裁に消極的 意図的な交渉遅延

ビジネス

インフレと失業の「難しいトレードオフ」を懸念=FO

ワールド

米、半導体設計ソフト企業に中国向け技術提供停止を命

ビジネス

NY外為市場=ドル連騰、関税巡る楽観論で 円は弱含
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:岐路に立つアメリカ経済
特集:岐路に立つアメリカ経済
2025年6月 3日号(5/27発売)

関税で「メイド・イン・アメリカ」復活を図るトランプ。アメリカの製造業と投資、雇用はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    今や全国の私大の6割が定員割れに......「大学倒産」時代の厳しすぎる現実
  • 2
    「ディズニーパーク内に住みたい」の夢が叶う?...「地上で最も幸せな場所」に家を買う方法と「必要な覚悟」
  • 3
    【クイズ】世界で最も「ダイヤモンド」の生産量が多い国はどこ?
  • 4
    「ウクライナにもっと武器を」――「正気を失った」プ…
  • 5
    【クイズ】世界で2番目に「金の産出量」が多い国は?
  • 6
    「まさかの敗北」ロシアの消耗とプーチンの誤算...プ…
  • 7
    「餓死しない程度に飢えさせろ」...イスラエルの最大…
  • 8
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 9
    広島・因島の造船技術がアフリカを救う?...「もみ殻…
  • 10
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 1
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドローン母船」の残念な欠点
  • 2
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界の生産量の70%以上を占める国はどこ?
  • 3
    デンゼル・ワシントンを激怒させたカメラマンの「非礼すぎる」行為の映像...「誰だって怒る」と批判の声
  • 4
    アメリカよりもヨーロッパ...「氷の島」グリーンラン…
  • 5
    【クイズ】世界で最も「ダイヤモンド」の生産量が多…
  • 6
    今や全国の私大の6割が定員割れに......「大学倒産」…
  • 7
    友達と疎遠になったあなたへ...見直したい「大人の友…
  • 8
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワ…
  • 9
    空と海から「挟み撃ち」の瞬間...ウクライナが黒海の…
  • 10
    ヘビがネコに襲い掛かり「嚙みついた瞬間」を撮影...…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 5
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 6
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 7
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 8
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 9
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 10
    ワニの囲いに侵入した男性...「猛攻」を受け「絶叫」…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中