25日アジア時間の原油先物は2週間ぶり高値近辺を維持している。主要産油国のロシアやイランと欧米の緊張が高まり、供給混乱のリスクが強まっている。

0115GMT(日本時間午前10時15分)時点で、北海ブレント先物は0.13ドル(0.2%)高の1バレル=75.30ドル、米WTI先物は0.14ドル(0.2%)高の71.38ドル。

 

いずれも先週は、ウクライナが米英製兵器でロシア領内を攻撃したのに対し、ロシアがウクライナに極超音速ミサイルを発射したことを受け、週間で9月下旬以来の大幅上昇となっていた。

ANZのアナリストは「戦争が新たな危険な段階に入ったことを示唆し、供給混乱への懸念が高まっている」と指摘した。

また、イランは国際原子力機関(IAEA)理事会が同国に協力改善を求める決議を採択したのに反発し、ウラン濃縮用の新型遠心分離機を稼動させるなどの対抗措置を発表した。

コモンウェルス銀行の商品ストラテジスト、ビベク・ダール氏は「IAEA決議とイランの反応は、トランプ次期米大統領が就任後にイランの石油輸出に対する制裁を強化する可能性を高める」との見方を示した。



[ロイター]
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