最新記事

仕事術

「プレゼン」で失敗しない、知っておくべき「1分/1枚/1流」のキーワード

2022年3月29日(火)10時58分
flier編集部
プレゼンテーション失敗

Deagreez-iStock

<コンペだけではなく、報告・連絡・相談・説明と仕事のすべてに必要なプレゼン能力をアップするコツを教えてくれる3冊の本を紹介>

社会人になると、プレゼンの機会はぐっと増えるもの。「プレゼン」というと客先での提案やコンペなどを思い浮かべるかもしれませんが、プレゼン力が求められるシーンはそれだけではありません。

社内会議や打ち合わせでの提案・説明、部下への業務依頼、上司への報告・連絡・相談も一種のプレゼンだといえるでしょう。だからこそ、プレゼン力の有無によって、仕事の成果やあなた個人の評価が大きく変わる可能性があります。

この記事では、プレゼン力アップに役立つ本を3冊紹介します。(この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です)。

端的に伝え、人を動かす「話し方」

220326fl_pst02.jpg

『1分で話せ』
 著者:伊藤羊一
 出版社:SBクリエイティブ
 flierで要約を読む

50万部を突破した、プレゼン本のベストセラー。フライヤーでも、2018年に閲覧数年間ランキング1位を獲得しました。

本書のテーマは、端的にメッセージを伝え、人を動かす話し方。プレゼンの準備から効果的な話し方、アフターフォローまで、これ一冊に「人を動かすプレゼン」のノウハウが詰まっています。

たった3分でできる「思考整理法」

220326fl_pst03.jpg

『驚異の「紙1枚!」プレゼン』
 著者:浅田すぐる
 出版社:日本実業出版社
 flierで要約を読む

考えや意見を整理し、端的に伝える力を磨きたいなら本書を。著者が提案する思考整理法「『1枚』フレームワーク®」を使って、プレゼンする内容を検討し、コンパクトにまとめましょう。

思考整理というと難しく感じるかもしれませんが、かかる時間はたった3分。しかも、プレゼンのみならず、資料作成やメール、チャットにも使えるお得なメソッドとなっています!

一流、二流、三流の説明はどう違うか

220326fl_pst04.jpg

『説明の一流、二流、三流』
 著者:桐生稔
 出版社:明日香出版社
 flierで要約を読む

プレゼンを成功させるには、意見や提案をわかりやすく伝える力が欠かせません。説明力を向上させたいなら、本書が役立つでしょう。

本書は、45のシーンに分けて、三流、二流、一流の説明はどんなものなのかを教えてくれます。

たとえば「何かを説明する」というシーン。三流は思いついたまま話し、二流はモレなくダブりなく話し、一流は大胆に削って最も重要なポイントのみを話すのだといいます。まずは要約を読んで、三流、二流、一流の違いを学ぶことから始めてみませんか?

flier編集部

本の要約サービス「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。

通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されているほか、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。

flier_logo_nwj01.jpg

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米製造業新規受注、9月は前月比0.2%増 関税影響

ワールド

仏独首脳、米国のウクライナ和平案に強い懐疑感 「領

ビジネス

26年相場、AIの市場けん引続くが波乱も=ブラック

ワールド

米メタ、メタバース事業の予算を最大30%削減と報道
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:日本時代劇の挑戦
特集:日本時代劇の挑戦
2025年12月 9日号(12/ 2発売)

『七人の侍』『座頭市』『SHOGUN』......世界が愛した名作とメイド・イン・ジャパンの新時代劇『イクサガミ』の大志

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    戦争中に青年期を過ごした世代の男性は、終戦時56%しか生き残れなかった
  • 2
    イスラエル軍幹部が人生を賭けた内部告発...沈黙させられる「イスラエルの良心」と「世界で最も倫理的な軍隊」への憂い
  • 3
    高市首相「台湾有事」発言の重大さを分かってほしい
  • 4
    【クイズ】17年連続でトップ...世界で1番「平和な国…
  • 5
    日本酒の蔵元として初の快挙...スコッチの改革に寄与…
  • 6
    「ロシアは欧州との戦いに備えている」――プーチン発…
  • 7
    見えないと思った? ウィリアム皇太子夫妻、「車内の…
  • 8
    ロシアはすでに戦争準備段階――ポーランド軍トップが…
  • 9
    【トランプ和平案】プーチンに「免罪符」、ウクライ…
  • 10
    【クイズ】日本で2番目に「ホタテの漁獲量」が多い県…
  • 1
    7歳の息子に何が? 学校で描いた「自画像」が奇妙すぎた...「心配すべき?」と母親がネットで相談
  • 2
    100年以上宇宙最大の謎だった「ダークマター」の正体を東大教授が解明? 「人類が見るのは初めて」
  • 3
    128人死亡、200人以上行方不明...香港最悪の火災現場の全貌を米企業が「宇宙から」明らかに
  • 4
    戦争中に青年期を過ごした世代の男性は、終戦時56%…
  • 5
    イスラエル軍幹部が人生を賭けた内部告発...沈黙させ…
  • 6
    【銘柄】関電工、きんでんが上昇トレンド一直線...業…
  • 7
    【クイズ】世界遺産が「最も多い国」はどこ?
  • 8
    人生の忙しさの9割はムダ...ひろゆきが語る「休む勇…
  • 9
    日本酒の蔵元として初の快挙...スコッチの改革に寄与…
  • 10
    【クイズ】17年連続でトップ...世界で1番「平和な国…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 6
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 7
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 8
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中